日本は留学先としても人気だ。中国メディアがその理由を説明し「トップレベルの大学、優れた専門教育、交通も便利でコストも安く、雇用の機会も多い。しかも、留学してからの生活も楽しめる」。中国メディアのテンセントがそんな日本での留学中に「やっておきたい5つのこと」と題し記事にしている。

 まず一つ目は、「時間を大切に」。親が安くない留学費用を捻出し、日本に行かせてくれたのだから、遊んでばかりいないでしっかり日本でいろいろな経験を積むようにと励ましている。たしかに欧米に比べれば留学費用は安いかもしれないが、それでも留学費用は高額。家にばかりいないで、外に出かけていろいろなことにチャレンジしようと述べている。

 2つ目は、「アルバイトをしてみよう」。記事は「お金があってもなくても、日本ではアルバイトを経験してみよう」と述べている。その理由として「日本でアルバイトをすることでコミュニケーション力が向上する。大学を出た後日本で就職してもアルバイトの経験は役に立つ。また違った角度から日本を見ることができてますます日本を好きになれる」とも述べている。

 3つ目は、「積極的にいろんな人とコミュニケーションしよう」。日本に来たからには日本という社会に溶け込めるように努力しよう。恥ずかしがらずにどんどんコミュニケーションをしてみることで日本語も上達する。中国に帰ってからも日本語を使った仕事に就ける可能性も高まる」、と述べている。

 4つ目は、「旅行してみよう」。「日本は美しい雪景色、きれいなビーチなど見どころがたくさんある。日本にいる間に時間を見つけていろいろな場所に出向いてみよう」。

 5つ目は、「食べ歩きをしてみよう」というもの。日本各地にはおいしい食べものがたくさんある。その土地の名物をいろいろ食べてみよう。

 記事はまとめとして、「ネットではいろいろなコメントが見られるが、それも自分で実際に経験してみなければわからない。まずは積極的にいろいろな場所に行き、経験を積んでみよう」とすすめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)

留学先の日本滞在中にやったおきたい5つのこと=中国メディア