日本代表MF原口元気とDF室屋成が所属するハノーファーは10日、ヤン・ツィマーマン氏(41)を招へいしたことを発表した。契約期間は2023年6月30日までとなる。

現役時代はドイツ国内の下部クラブでプレーしていたツィマーマン氏は、2011年の夏に加入した1.FCゲルマニア・エゲストルフ/ラングレーダーで選手兼監督としてプレー

2014年に現役を引退すると、そのまま1.FCゲルマニア・エゲストルフ/ラングレーダーの監督に正式就任し、解任される2018年10月まで指揮を執っていた。その後、2018年12月にTSVハフェルゼの新監督に就任すると、約2年半で公式戦50試合を指揮し26勝8分け16敗の成績を残していた。

なお、ハノーファー出身のツィマーマン氏は、2019年にハノーファー指揮官を務めたミルコ・スロムカ監督のもとでコーチとなるためのインターンシップに参加していた。

昨シーズン途中にスロムカ監督の後任として就任し降格圏に沈むチームを立て直したケナン・コチャク監督体制で今シーズンを迎えたハノーファー。しかし、今シーズンは昨シーズン以上に苦しむ展開となっており、残り4試合の段階で18チーム中13位。降格圏と勝ち点差「9」となっており、まだ残留も決まっていない状況となった。

ハノーファーとコチャク監督の契約は2023年夏まで残っていたが、クラブは4月末に同監督との契約を早期終了することを発表していた。

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