アーセナルに所属するブラジル代表MFウィリアンが加入後初ゴールを振り返った。10日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在32歳のウィリアンは昨年夏に7シーズン在籍したチェルシーを退団し、フリーでアーセナルに3年契約で加入。公式戦36試合に出場し、ノーゴールで7アシストを記録するにとどまり、期待されていた活躍を見せることはできていなかった。

 それでも、9日に行われたプレミアリーグ第35節のウェスト・ブロムウィッチ(WBA)戦に先発出場を果たすと、2-1で迎えた90分に直接FKを決めて加入後初ゴールをマーク。3-1での勝利に貢献した。

 アーセナル加入後37試合目で待望の初ゴールとなったウィリアンは、「難しかった。それは僕が最初に認めなければいけないことだね」と新天地での最初のシーズンが難しいものであったことを明かした。

「うまくプレーできていない時は、僕が最初にそれを批判する。僕と家族は今シーズンがどれだけ難しいものだったかを知っている。だが、自分の能力と何がこのチームにできるかを疑ったことはない。そして、ようやくこんな素晴らしいゴールを決めることができた。これを続けていきたいね。僕たちは素晴らしいゴールを3つ決めた。ゴールを決めたこともパフォーマンスについてもとても嬉しく思っている」

待望の初ゴールを挙げたウィリアン [写真]=Getty Images