元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、今シーズン限りでユヴェントスを退団することを公言した。11日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 ブッフォンカタールメディア『beINスポーツ』のインタビューで「僕の将来は明確でハッキリしている。この美しく長いユーヴェでの経験は、今年に間違いなく終わるだろう」と語り、今季限りでユヴェントスを退団することが決定的であることを明かした。今後については、「現役引退を含めて、プレーするための刺激を与えてくれる状況を見つけたり、異なる人生経験を積む場合は、それを考慮に入れる」と語った。

 また、ユヴェントスを退団する理由については、「僕はユベントスにすべてを捧げてきたと思う。(クラブからは)すべてを受け取ったと思うし、それ以上のことはできない。僕らは一つのサイクルの終わりに到達したのだから、去るのが正しい」と答え、チームがリーグ10連覇を逃したことを理由に挙げている。

 現在43歳のブッフォンは、2001年夏にパルマからユヴェントスへと完全移籍。2018年夏にパリ・サンジェルマンPSG)へと移籍するまで、セリエA通算509試合に出場し、9度のセリエA制覇や4度のコッパ・イタリア優勝などに貢献した。

 同選手は2019年夏にPSGを退団し、1年でユヴェントスに復帰。以降はポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーのバックアップを務め、2年間で公式戦通算27試合に出場している。

ブッフォンが今季限りでのユーヴェ退団を明言 [写真]=Getty Images