米コネチカット州在住のサマンサ・ラムズデルさん(Samantha Ramsdell)には大きな夢がある。それはチャームポイントでもある大きな口がギネス世界記録に認定されることで、現在は申請準備中だという。『LADbible』『Daily Star』などが伝えている。

米コネチカット州フェアフィールド郡スタンフォードに住むサマンサ・ラムズデルさんがTikTokのアカウントを開設したのは、2019年秋のことだった。「当初はあまり利用していなかった」というサマンサさんだが、昨年4月のロックダウンをきっかけに動画作りに夢中になった。

サマンサさんの“ウリ”はなんといってもその大きな口で、現在のTikTokフォロワー数は150万人を超える。サマンサさんは「ロックダウン中、TikTokに面白動画や短いコメディ、歌のパロディなどを多数投稿したの。すると私の口や顔にフォーカスした動画の再生回数がクレイジーなほど伸びたのよ。今の私はコメディアンとして、そしてプロのサンドイッチ・レビュアーとしてTikTokへの投稿を楽しんでいるわ」と明かし、このように続けた。

「トップ・クリエイターにTikTokが払うのは、再生回数1000回で0.3セントほど。『少ない』と思うかもしれないけど、私のこれまでの動画には5000万回を超えたものもあるわ。計算してみてよ! カメラの前で大口を開けて特大サイズのサンドイッチを食べるのも悪くないわよ。」

そんなサマンサさんが先月22日、マクドナルドのLサイズのフライドポテトを手にし「これを一口で食べることができる?」と真っ赤なリップを付けて登場。フライドポテトを1本ずつ押し込む手法で、その全てを大きな口の中に収めていった。

カメラは口から半分突き出した状態のフライドポテトを両手で無理やり押し込んでいく姿も捉えており、最後は口の中をいっぱいにしてポーズを決めている。

この動画には「ああああよだれが垂れてるよ」「豪快」「気持ちいいほどでかい口」「本物の口?」「大きな口もいいけど、なぜかあなたからは元気をもらう」「声がいいのよ」「これは才能ね」「いや、でもやりすぎでしょ」「口紅を1か月に何本使うんだろう」「何も考えないで見るにはちょうどいいのよ」「これじゃ、味わって食べることはできないね」といった様々なコメントがあがり、メディアが取り上げて拡散した。

ちなみに現在、世界で最も大きな口(上の切歯から下の切歯までの長さ)は9.52センチ(3.75インチ)の記録を持つ米ペンシルベニア州フィリップ・アンガスさんだ。フィリップさんの記録は昨年6月2日に認定されたが、サマンサさんが先月14日に自分で測定した記録は10.26センチ(4.04インチ)で「世界記録を塗り替えたい」と豪語する。

一方で世界で最も幅が広い口は、2010年3月18日アフリカ南部のアンゴラに住むフランシスコ・ドミンゴ・ホアキンさん(Francisco Domingo Joaquim)がイタリアローマのテレビ番組内で記録したもので、17センチ(6.69インチ)だった。サマンサさんの記録はというと11.4センチ(4.51インチ)で、こちらはフランシスコさんに軍配があがった。

なおサマンサさんはフィリップさんの記録に挑戦するためにギネス世界記録への申請準備をしているそうで、「記録達成が待ちきれないわ」と笑顔を見せている。

画像は『samramsdell5 2021年4月22日付TikTok「Reply to @marsssgodzilla one bite everyone knows the rules!」、2021年4月14日付TikTok「#stitch with guinnessworldrecords」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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