11日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、金子恵美が丸川珠代五輪担当相の「絆発言」に一部から批判が集まっている件について、持論を展開した。
■丸川五輪担当相の発言に持論
丸川五輪担当相が、11日の閣議後定例会見で「コロナ禍で分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義があると考えている」と発言したことに、一部から批判が集まっているニュースを取り上げた『バラいろダンディ』。
コメントを求められた金子恵美は自民党は「絆」という言葉を大事にしていると指摘し、「スローガンとしてはいいけれど、オリンピックの開催を皆さん不安視して、支持する人が少なくなってきているなかでは、空虚に聞こえてしまう」と話す。
そして「絆を取り戻すところに行くまで、どういうふうにたどり着くのかっていうところが見えてこないと、批判の声が出てくるんだろうなと思いますね」と分析した。
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■国民感情と乖離している
さらに金子は「毎日のように行政とか役所が書いたペーパーとか答弁書を読み続けてると、そればっかり染み付いてしまって。抽象的な表現を私もよくしてました。政治家時代」と自身の政治家時代を回想する。
そのうえで、「多分その感覚でしゃべっちゃってるから、国民の感情と乖離してしまってるんだなってのは丸川さんに対しては思いました」と話した。
■具体的な対策は?
大島由香里は「どうすれば具体的な対策っていうのが聞けるんですか」と質問する。
これに対し金子は「バブル方式を取り入れると言ってますけど、普通のスポーツ大会ではできるけども、オリンピックという何万人の人間が動く規模で、バブル方式が本当にどこまでできるのっていうのを投げかけてる。だから議論をしようよってことだと思う」と話す。
そして、「これだけの感染対策をできますと。完全に隔離して、一般の国民社会には、国民生活には影響を及ぼしませんっていうのを本当に見せてくれたら、応援してね『やろう』ってなるんだけど、そこが見えないってのがね。今問題だと思いますよ」と分析した。
■具体策の提示が必要か
開催日が迫るなか、競技者に出場辞退を強要するなど、中止を望む圧力が強くなっている感のある東京オリンピック。金子の言うように、「絆」という言葉ではなく、安心安全なオリンピック運営が可能であるか否かを示す具体策をアピールしてほしい。
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