2019年7月に放送され話題を集めた土曜ドラマ「ボイス 110緊急指令室」の続編、「ボイスⅡ 110緊急指令室」が2021年7月より同枠でスタート。発表にあわせて、今作で再びタッグを組む主演の唐沢寿明真木よう子のコメントが到着した。

【写真を見る】勘と行動力で突き進む情熱的な敏腕刑事、樋口彰吾役の唐沢寿明

緊急指令室「ECU」の使命は、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」。唐沢演じる樋口彰吾は、勘と行動力で突き進む情熱的な敏腕刑事で、猟奇殺人犯に妻を殺され犯人への復讐に燃える男。真木演じる橘ひかりは、緊急指令室の室長でボイスプロファイラー(声紋分析官)。どんな微かな音でも聞き分けることができる絶対聴感能力の持ち主で、助けを求める被害者の声と、その後ろから聞こえてくる常人では聞こえないような小さな環境音ヒントに、被害者の場所を迅速に特定し、現場の刑事に指示を出す。迫りくる凶悪犯罪者から、声、音を手掛かりに、制限時間内に被害者を助けるタイムリミットサスペンスは、一瞬たりとも目が離せない。

連続ドラマの続編への登板は今回が初めてという唐沢は「前作の反響が大きかったということで嬉しいです」とよろこびを語り、「(演じる)樋口彰吾自身も、2年経って色々な環境の変化がありましたが、再び港東署に戻って、新たな事件に立ち向かっていきます」と今後の展開への期待が高まるコメントを寄せている。真木は「唐沢さんはとても頼りがいのある方で前回も演者、スタッフ全員の兄貴的存在でした。今回も唐沢さんに全力で甘えていきたいと思います(笑)」と唐沢へ信頼の高さを明かしている。

さらに、今回は単なる悪役ではない“ダークヒーロー”が登場するという情報も。緊迫した展開の中で、樋口、橘はどう立ち向かっていくのか。緊急司令室を襲う新たなる狂気にハラハラしながらも期待したい。

<キャスト・スタッフコメント>

唐沢寿明(樋口彰吾役)

「今、なかなか『Ⅱ』をやる連続ドラマは少ないと聞きました。自分自身も連続ドラマで続編をやるのは今回が初めてです。それだけ前作の反響が大きかったということで嬉しいです。真木さんと再び共演ですが、『Ⅱ』をやるならやはり同じメンバーがいいと思っていました。メンバーそれぞれに今回、新たな展開がありそうなので期待して欲しいです。『ボイス』の魅力のひとつは、“恐怖”ですが、ただ単純に怖いということだけではなく、犯罪者側にも何か背負っているものがあって、そういったところがしっかりと描かれているヒューマンドラマになっていると思います。(演じる)樋口彰吾自身も、2年経って色々な環境の変化がありましたが、再び港東署に戻って、新たな事件に立ち向かっていきます。自分自身も今後の展開を楽しみにしています。ご期待ください!」

真木よう子(橘ひかり役)

「(『ボイスⅡ』の話を聞いて)橘ひかりは絶対聴感能力という特殊でとても難しくやりがいのある役で、またハードな撮影になるかと思うので、気合を入れて頑張りたいと思いました。(共演の)唐沢さんはとても頼りがいのある方で前回も演者、スタッフ全員の兄貴的存在でした。今回も唐沢さんに全力で甘えていきたいと思います(笑)。前作『ボイス』は最後『復讐』では終わっていません。『何があっても生きて、前進していく』という大きなメッセージがあったと思います。コロナ渦で我慢の日が続いていますが、またみなさんに時間を忘れるようなタイムリミットサスペンスをお届けできるように頑張りたいと思います」

●尾上貴洋(プロデューサー)

「『復活』は、ちょうど2年後にやってきました。再びあの『アブなく、切なく、目が離せない夏』が始まります。今回は、さらにパワーアップした“ある特徴”を持つ、最凶最悪の殺人犯が、容赦なく主人公たちに襲い掛かります。その正体は誰か…?どんな人物なのか…?裏切者は…?いくつもの謎を載せて疾走する、夏にふさわしい爽快なエンターテインメントドラマになっています。また、スピード感あふれる映像の中にもいろいろな方々が楽しめる「仕掛け」を施していこうと考えています。

主演の唐沢さんとも話しましたが、すでに走り出す準備は万端な様子でした。スタッフも『前作を超えるものを作ろう!』と、全員意気込んでいるところです。今夏までのタイムリミットは、あとわずか。是非、今から期待していただければと思います」

文/タナカシノブ

唐沢寿明&真木よう子が再びタッグ!「ボイスⅡ 110緊急指令室」