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 ある日、民家の裏庭で1匹の子猫が発見された。親切な住民によって地元の保護施設へと運ばれた子猫は、ノミだらけで痩せ細り、とても小さかった。

 地域の野良猫たちの世話を献身的に行っている施設創設者の女性が仮里親になり、自宅へ子猫を連れ帰ると、子猫は女性の飼い犬とたちまち強い絆を育み始めたという。

【民家の庭をさまよっていたぼっちの野良の子猫】

 アメリカアリゾナフェニックスで、母猫のいない野良の子猫が自宅裏庭にいるのを、住人の女性が発見した。

 女性は、もしかしたら母猫が子猫を迎えにくるかもしれないと思い、しばらく様子を見ていたが、母猫が現れることはなかった。

 子猫は、母猫を恋しがってか鳴き続けており、心配になった女性は地元の動物救済保護施設『Jin's Bottle Babies』へ連絡し、助けを求めた。


 施設創設者のシェルビー・ウイェハラさんが、連れて来られた子猫を見てみると、冷えた体がノミで覆われ、極度の貧血と栄養失調になっており、とても痩せていることに気付いた。

 体重を計ってみると、生後3,4週目と推定された子猫は、生後1週目ほどの重さしかなかった。

 シェルビーさんは、仮里親として自宅で一旦預かりお世話をすることにした。居心地のいいベッドに寝かせ、暖かい環境を作った。更に自力で食べられるようになるまで経管栄養を与え、24時間体制で看護した。

子猫、シェルビーさんの犬と強い絆を育み始める

 アディと名付けられたメスの子猫は、シェルビーさんのケアのおかげで元気になり、すくすく成長し始めた。

 元気になると、シェルビーさんの飼い犬エイヴァを慕うようになり、2匹が友情を育み始めてからは、アディは自身のもつ本来の性格を開花させていったという。


エイヴァも保護犬で、私はエイヴァに会って一目惚れしたのですが、エイヴァは愛に飢えた子猫たちを放っておけないようで進んでお世話をするのです。

アディの鳴き声を聞くと、すぐにそばに駆け寄り、寄り添い続けてくれます。その光景は、我が子を癒す母親のようです。

アディはすぐにエイヴァに懐きました。おもちゃでアディが遊ぶ時も、エイヴァはちゃんと見守ってくれるし、良い遊び相手になってくれています。

保護した子猫を家に連れて帰る度、エイヴァは積極的に子猫をいたわろうとするのです。エイヴァは、子猫たちが大好きなんですよ。


 このように話すシェルビーさんもまた、エイヴァと子猫たちの関係をいつも優しく見守っている。

 アディは、毎日自分の手入れをしてくれて、一緒に遊んでくれて、たっぷりの愛情と優しさを与えてくれるエイヴァが大好きなようだ。

 保護して数日すると、アディはすっかり活動的になり、よく食べ、元気に跳ね回るようになったという。

もう、すっかり屋内猫としての生活に馴染んだようです。間もなく、他の保護猫たちと一緒にするので、同年齢の仲間との生活にも慣れていくことでしょう。(シェルビーさん)


 シェルビーさんの施設では、地域内の野良猫を助け、全ての猫に獣医院で治療を受けさせ、避妊去勢手術を施している。

 アディが永遠の家を手に入れるまでは、まだしばらくかかるようだが、今のところシェルビーさんのもとで、大好きなエイヴァと一緒に毎日元気いっぱいに、そして幸せに暮らしているということだ。

written by Scarlet / edited by parumo
追記:(2021/05/12)本文を一部訂正して再送します。

 
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