南アフリカ・西ケープ州のダーリンDarling)にある大手ワイナリーで、タンクが倒れてワインが流出する事故が起こった。ワインは川に流れ込み、ワイン愛好家たちを悲しませている。『TimesLIVE』などが伝えた。

南アフリカダーリンにあるワイナリー「ダーリン・セラーズ(Darling Cellars)」は、水はけのよい広大な敷地で育てられた手摘みのブドウでワインを製造しており、日本でも手ごろな価格で販売されている。5月4日、そのダーリン・セラーズのワイン倉庫の壁が破壊され、大量の赤ワインが流出した。原因は貯蔵タンクを支えている足の部分が壊れ、タンクドミノ倒しのように倒れていったと考えられている。ソーシャルメディアでは「赤ワインの川」というコメントとともに、赤ワインが農場のほうに川のように流れていく動画が投稿された。またある動画では、通路が赤ワインで足首が隠れるほどまでに溢れ、タンクの下部から赤ワインが噴水のように噴き出ている様子も見られる。

流出したワインは今年製造されたもので、少なく見積もっても5万リットルと言われている。ダーリン・セラーズは「大量のワインが流出したが、怪我人が出なかったことは幸いだった」、さらに「ワインの販売に関して差し迫ったリスクはなく、今回の損失も乗り越えていきます」とソーシャルメディアでコメントしている。

画像は『BYROooooooooooooooooN 2021年5月5日付Twitter「Several tanks allegedly exploded a Darling winery」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN

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