イングランド代表DFベン・チルウェルがチェルシー加入1年目を振り返った。イギリスのトーク番組『Soccer AM』で語った。

昨夏にレスター・シティからチェルシーに加入したチルウェル。推定移籍金は5000万ポンド(約77億円)以上と高額だったが、ここまで公式戦37試合に出場し3ゴール7アシストと、期待通りのパフォーマンスを見せている。

チャンピオンズリーグでは自身初の決勝進出を果たし、FAカップでは古巣レスターとの決勝戦を残すなど、成功と言っても過言ではない1年を過ごした中、チルウェルはチェルシーに来た理由が間違いなくフランク・ランパード前監督にあったことや、現在のトーマス・トゥヘル監督の下で新たな経験が得られたことを振り返った。

「僕がチェルシーに加入した理由はランパードだ。電話で話した時、すでに自分の居場所がそこにあるという感覚を持たせてくれたんだ」

「新しくやって来た監督はアメージングだったよ。守備でも攻撃でも中盤でも、トゥヘルは僕たちを向上させてくれる様なハイスタンダードをもたらしたんだ」

「でも、それまで僕は5バックなんてしたことがなくてね。最初のウォルバーハンプトン戦はベストな試合ができなかったし、適切なポジションがわからなかった」

「だからこれを学ぶ機会だと捉え、マルコス・アロンソを見て研究した。監督に尋ねたりもしたよ。そしてそれが、僕を1つ上のレベルに押し上げてくれたんだ」

チルウェルはまた、チャンピオンズリーグ準決勝でレアル・マドリーを撃破した直後のロッカールームの様子も明かしている。

「彼(トゥヘル)は少し感動していた。ロッカールームに入ってきて話をした後、僕たちのために大いに喜んでくれた。それから数時間、僕たちは踊ったり歌ったり大騒ぎだったんだ」

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