代替テキスト
※写真はイメージです

ある母親が、テーマパークの警備員から出入り禁止処分を受けたとFacebookで公表し、物議を醸している。

米コロラド州在住のベイリー・ブリードラヴさんは先月末、家族でオクラホマ州にあるシックス・フラッグス運営のテーマパーク「フロンティア・シティ」に出かけた。オンラインでチケットと駐車券を購入していたため問題なく入場できたが、入ってから2時間経った頃に事件が起こった。

Fox Newsの報道によると。ブリードラヴさんは娘と坂道を走り降りているときに、突然女性警備員に怒鳴られて肩を掴まれた。警備員は「ショートパンツが短すぎる」と指摘、パーク内で別のボトムスを買うように命令してきたという。ブリードラヴさんが「必要のないものは買いたくない」と断ると、警備員は上司を呼び、二人がかりで彼女の服装について攻撃。手錠をちらつかせながら身分証明書の提示まで求めてきたため、ブリードラヴさんがその理由を尋ねると「私たちは警察。あんたの犯罪記録を調べるから」と言われたという。動画では、隣に座っている11歳の娘が恐怖のあまり泣きじゃくっている様子が映っている。帰り際、ブリードラヴさんは、5年間のパーク入場禁止を言い渡された。

ブリードラヴさんは3日、フロンティア・シティに対して「あなたたちの方針は曖昧で混乱を招くものであり、服装のことで辱めたり差別するのは違法です。家族旅行のために大金を払ったのに、ショートパンツ1枚でトラウマになってしまいました。私たちには返金を受ける権利があります」とFacebookでメッセージを送ったが、返答はまだないという。

報道によると、ブリードラヴさんがオクラホマシティ警察に動画を見せて問い合わせたところ、二人の警備員はどちらも警察官ではないとの回答が返ってきたそうだ。