このご時世、貯金はどんなにあっても足りるということはありません。実際、年末や月末に家計簿をつけていて「来月・来年からはしっかり貯金をしよう!」と思ったり「目標金額〇円!」のように目標を決めたりすることもあるでしょう。しかし、決めた翌日から数日間はしっかり節約できていても、ちょっと良いことがあったり、逆に落ち込むことがあったりすると、「今日くらいは贅沢したい!」とお金を使ってしまうケースも多いのではないでしょうか。
では、そんな誘惑に負けずにしっかり貯金するためにはどうすれば良いのでしょうか。3つのおすすめ方法を紹介していきます。


別口座を作って定額貯金

そもそもお金を使ってしまう人は、手元にお金があるから使ってしまうのです。手元にお金がなければ家の近くの自動販売機でジュースを買わずに家まで我慢しますし、会社帰りのコンビニで散財することもないでしょう。
「節約のつもりが、ついお金を使ってしまう」という癖のある人は、別の口座を作って毎月コツコツ積み立てていくのがおすすめです。毎月1万円ずつでも良いので貯めていけば、年間で10万円以上貯金ができます。ボーナスなどの余裕がある月は、積立金額を多めにしても良いでしょう。
いずれ結婚式や新居の費用でまとまったお金が必要な時にも役立つので、定額貯金のクセをつけるのがおすすめです。


500円貯金

現金支払い派の人におすすめの貯金方法は、500円貯金です。財布の中に500円が入ったら、使わずに家に持って帰って貯金箱に入れるようにしましょう。
また、普段の支払いから500円がもらえるように支払うこともおすすめです。600円のものを買った時、1,000円で支払うのではなく1,100円で支払うなど、500円を増やすゲームのように楽しんで貯金ができるでしょう。
500円貯金を成功させるポイントは、用意した貯金箱がいっぱいになるまでお金を数えないこと。いっぱいになった時に改めて数えることで、意外と貯まっていることが分かり、2つ目の貯金箱に進むモチベーションになるでしょう。
500円のおつりがもらえるように行動すると、頭の体操にもなるのでおすすめですよ。


目標ごとにプチボーナスも◎

ストイックに目標に対して進んでいくことは重要ですが、我慢だけでは疲れてしまいます。節約をしてたくさん貯金をするためには、小さな目標を設定してプチボーナスを自分に与えることも大切です。
ただし、「10万円貯めたら1万円好きなものを買う」のように多すぎるボーナスは逆効果。お金を使うことが楽しくて貯金が減ってしまう恐れがあります。おすすめは、ボーナスの金額を目標の1%にすること。10万円なら1,000円、1万円なら100円というように少額の目標を設定しましょう。そうすれば、「3万円のものが買いたいから30万円頑張って貯めよう!」のように目標設定もしやすくなります。


明るい将来のために堅実に貯金を楽しもう!

一人で生きていく場合でも誰かと結婚して家庭を持つ場合でも、お金がかかることは避けられません。特に豪華な結婚式や理想の新居のイメージがある人は、お金を持っておけば安心できるでしょう。
明るく楽しい将来のためにも、今少しだけ我慢して貯金を頑張りましょう。(土井春香/ライター)
(ハウコレ編集部)

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