プレミアリーグ第34節延期分、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが、日本時間13日28:15にオールド・トラフォードキックオフされる。一部ユナイテッドサポーターの過激な抗議活動によって、開催延期となっていた名門同士による仕切り直しの一戦だ。

現在、2位のユナイテッド(勝ち点70)は2日前に行われた前節のレスター・シティ戦で、前々節のアストン・ビラ戦から先発10人を入れ替えて臨んだ結果、1-2で敗戦。リーグ15試合ぶりの黒星を喫すると共に、宿敵マンチェスター・シティの2シーズンぶりの優勝決定をアシストする屈辱を味わった。

すでに来シーズンチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保しており、残りのリーグ戦へのモチベーションは決して高くないが、一部で批判を浴びた大幅なターンオーバー正当化させる意味でも、主力で臨む今回のビッグマッチでは宿敵に勝利し、2節を残しての2位確定といきたい。

一方、6位のリバプール(勝ち点64)は前節のサウサンプトン戦を悩めるFWマネ、MFチアゴの加入後初ゴールによって2-0で勝利し、公式戦4試合ぶりの白星を奪取。また、2試合消化が多い4位のチェルシー(勝ち点64)が前日にアーセナルに敗れたことで、勝ち点差を1ポイントに縮めるチャンスを手にした。加えて、チェルシーは次節に3位のレスター(勝ち点66)との直接対決を控えており、その直接対決の結果次第ではチェルシーレスターのいずれかを抜いてトップ4圏内浮上が可能となる。

残り3試合はすでに降格が決定しているWBA、同じく残留が決定しているバーンリー、クリスタル・パレスと与しやすい対戦相手となっており、今回のビッグマッチクラブの来季以降の行方を大きく左右する大一番となる。

なお、今シーズンリーグ戦とFAカップで2度対戦しており、ユナイテッドが1勝1分けと優位な戦績を残している。リーグ戦では終始睨み合いの状況が続いた中、0-0のドロー決着となったが、打ち合いとなった直近のFAカップはB・フェルナンデスの直接FKが決勝点となり、今回のホームチームが3-2のスコアで競り勝っている。

マンチェスター・ユナイテッド
【4-2-3-1】
マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.

GK:ヘンダーソン
DF:ワン=ビサカ、バイリー、リンデロフ、ショー
MF:マクトミネイ、フレッジ
MF:ラッシュフォードブルーノ・フェルナンデスポグバ
FW:カバーニ

負傷者:DFフィルジョーンズ、マグワイア、MFダニエルジェームズ、FWマルシャ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加えて、足首を痛めたマグワイアが欠場となる。

スタメンに関しては直近のレスター戦からバイリーを除く10人を入れ替え、マグワイアを除く現状のベストメンバーで戦うことになる。ただ、ラッシュフォードに代えてグリーンウッドを4戦連続でスタートから起用する可能性もある。

リバプール
【4-3-3】
リバプール予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルドフィリップス、ファビーニョ、ロバートソン
MF:チアゴ、ワイナルドゥム、カーティス・ジョーンズ
FW:サラーフィルミノ、マネ

負傷者:DFマティプ、ファン・ダイク、J・ゴメス、オザン・カバク、ベン・デイビス、MFヘンダーソン、ナビ・ケイタ、ミルナー
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加えてカバク、デイビス、ミルナー、ナビ・ケイタが間に合わない。

スタメンに関しては直近のサウサンプトン戦からリースウィリアムズ、ジョタに代えてカーティス・ジョーンズフィルミノを起用するとみる。これに伴い、ファビーニョがフィリップスセンターバックコンビを組むことになりそうだ。

★注目選手
マンチェスター・ユナイテッド:FWエディンソン・カバーニ

ユナテッドの注目プレーヤーは契約延長にサインしたばかりのエル・マタドール。パレルモ、ナポリパリ・サンジェルマンウルグアイ代表でゴールを量産してきた生粋の点取り屋は、後半戦を迎えるまでは数字面の貢献が物足りなかったが、直近の公式戦8試合では8ゴールを挙げる活躍を見せている。

両足、ヘディングとシュート精度の高さに加え、ゴールから逆算した動き出しの質が秀逸で、後半戦では司令塔のブルーノ・フェルナンデス以外の選手がようやくその動きに合わせられるようになったことがゴール量産の一因となっている。今回のリバプール戦では経験の浅いセンターバックやDFアレクサンダー=アーノルドを出し抜く巧みな動き出しからチームを勝利に導くゴールを奪い、今季リーグ戦でのゴール数を2桁の大台に乗せたい。

リバプール:FWモハメド・サラー

リバプールの注目プレーヤーエースサラー。前々節に今季リーグ戦のゴール数を「20」の大台に乗せてクラブ史上初となるプレミアリーグ通算3度目のシーズン20ゴールを達成したエジプト代表FW。また、このゴールによって得点王争いトップを走るトッテナムFWケイン(21点)に1ゴール差に迫っており、自身3度目のゴールデンブーツ獲得に向けても好位置に付けている。

FWマネやFWフィルミノ、中盤の選手が得点力不足に陥っている中でもコンスタントゴールを挙げ続けているレッズエースは、ビッグマッチにおいて堅守が光るユナイテッド撃破のカギを握る存在。これまでリーグ戦では6戦1ゴールと苦手とする相手だが、直近のFAカップでは2ゴールを挙げており、その再現を狙いたい。今季絶好調のDFショーとのマッチアップを制し、チームを勝利に導くゴールを奪えるか…。
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