ニック・ジョナスとプリヤンカー・チョープラー夫妻が、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないインドの支援のために立ち上げた募金活動に100万ドル(約1億円)が集まった。

 ロイター通信によると、2月に発生した第2波により、インドでは2021年5月12日の時点で死者数が25万人を超え、パンデミック開始以来最悪の数字となっている。感染者数は2,300万人を超えており、ジョンズ・ホプキンズ大学によると、1日で4,205人が亡くなった日もあった。

 プリヤンカー・チョープラー・ジョナス基金は、チャリティー団体Give Indiaと提携し、酸素、BiPAP(二相性陽圧呼吸)マスク、ワクチン支援、検査施設などを提供する目的で募金活動を開始した。12日の時点で世界各地の約14,000人の支援者から寄せられた募金額が100万ドルを超えた。

 ニックはTwitterに、「圧倒的な支援をありがとう。世界中の14,000人を超える支援者による連携で、COVID-19の危機と戦うインドの人々を支援するために100万ドルを集めるという目標を達成することができました」と投稿した。当初の目標額を達成できたことから、夫妻は今後300万ドルを目指して活動を続ける。

 プリヤンカーは、「私たちの歴史上最も暗い日々の中、人は一緒の方が良いと言うことを人類は再び証明しました。皆さんからの応援と、世界中から寄せられたインドのための惜しみない支援を前に、ニックと私は謙虚な気持ちになっています」とTwitterに投稿した。

ニック・ジョナス&プリヤンカー・チョープラー夫妻、インドの新型コロナ支援募金活動に約1億円が集まる