5月13日に放送された「~人生密着トークバラエティ!〜やすとものいたって真剣です」 (毎週木曜夜11:17-0:17、ABCテレビ[関西ローカル])にお笑い芸人・ロバートが出演し、結成秘話について語った。

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同番組は「他人の人生を題材に、海原やすよともこが漫才のごとくしゃべりまくる」をコンセプトに、世の中に存在する“あるコトに対していたって真剣”に生きている人の「情熱」「熱量」「ポリシー」をやすよともこが、見て、聞いて、共感して、ツッコんでいくトークバラエティー。

ロバートの結成秘話

現在は3人組のロバートだが、実はNSC(吉本のお笑い養成所)時代は秋山竜次と馬場裕之のコンビ芸人だった。秋山は、幼稚園からずっと幼なじみの馬場を「めちゃくちゃ仲がいいから」という理由で誘ったという。

さらに馬場も「仲のいい秋山と一緒にいられるなら」という、2人とも“ゆるい”理由でコンビを結成。また、地元には他にもおもしろい友達はいたが全員就職しており、「馬場だけがまだアルバイトだったから」と、馬場を芸人に誘ったのは消去法だったことも明かした。

ロバート秋山「(ロバートは)第一志望同士の相手じゃないんですよ」

「仲のいい秋山と一緒にいられる」という理由だけで芸人になった馬場は、「(ネタをするのが)恥ずかしくて仕方なかった」と、当時を振り返る。そんなコンビの救世主として加わったのが、「はねるのトびら」(フジテレビ系)で共演していたインパルスの板倉俊之だった。

現在はボケを担当する板倉だが、“ツッコミ”として加入。意外なトリオだったことにMCのやすともはビックリ。その3人組は、「NSCエリートだった」と、“現在”ロバートのツッコミ担当、山本博もその実力を認めていたという。しかし、しばらくすると板倉がツッコミではなく、ボケがしたいという理由で脱退。

今更コンビでネタを作るのは難しいと、“余っていた”山本に声をかけると、NSC卒業間近で相方のいないことに焦っていた山本は「いいよ」と二つ返事でメンバーになることを承諾。今まで解散を10回ほどしていた山本をメンバーに加えることを迷っていた秋山だが、「一般人の絶妙な顔をする山本がちょうどいい」と意外に好感触だったと語った。

秋山が「(ロバートは)第一志望同士の相手じゃないんですよ」と言うと、馬場が「俺は失礼だろ、人生かけてきてんだぞ」とツッコミ、それに対して秋山は「お前は1番の友達なんだよ」と返し、やすともを笑わせた。キングオブコントで優勝するほどの実力派、ロバートの結成話にやすともは終始、大笑いだった。

5月13日に放送された「~人生密着トークバラエティ!~やすとものいたって真剣です」にロバートが登場/(C)ABCテレビ