空気が張り詰めるような熱戦、その時、トッププロの思考はどうなっていたのか。プロ麻雀リーグ朝日新聞Mリーグ2020」ファイナルシリーズ5月14日の第2試合終了直後、予定にはないトッププロ4人による“感想戦”が開催され、激レアなシーン視聴者が興奮、番組が大いに盛り上がった。

【動画】トップ選手の思考が明かされる感想戦

 場面はオーラス、優勝戦線への生き残りに後がないEX風林火山滝沢和典(連盟)が、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)へ満貫を放銃し、痛恨のラス落ちとなったシーン。滝沢はあまりの悔しさのためか、すぐに席を離れることができず、苦笑いしながら終局後の盤面を見つめ、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)へ何やら話しかけた。これにカメラと音声マイクがすぐに寄り、臨時の感想戦の生中継が展開されることに。

 問いかけに多井は滝沢への読みとして「(ドラの)七万の雀頭しかなくなっちゃってさ、打てなくなっちゃって…」と答えると、実際に滝沢の手はドラ対子の満貫手。多井自身の振り返りとして、守備重視で自風の北のポンをスルーしたことについては「全力で突っ走って、北ポンしていっちゃえばよかったかなあ…」と語り、その悩ましい押し引き、攻め手順の可能性について検討を繰り返した。

 一通りオーラスを語っても、なおも席を離れようとしない4者に対して視聴者は「感想戦w」「仲良しw」「こういうのもいいなあ」「毎回見たい!」「これ1時間流してよ」とコメントを連投。試合中の険しさとは違い、柔和な表情をみせた滝沢には「ほっこりするw」という声も。また鋭い読みを利かせていた多井には「多井の思考すごいな」「トッププロはスゲーわ、やはりw」と感服するコメントも書き込まれた。

 突如として開催されたトッププロ4人による感想戦。熱戦、激戦が続くファイナルの場において、視聴者へ試合中継とは異なる切り口からのエキサイティングや、束の間の“ほっこり”を提供していた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)
ファンにはうれしいプレゼント 突如始まったトップ雀士の感想戦に「毎回見たい!」「これ1時間流してよ」/麻雀・Mリーグ