バルセロナスペイン人DFオスカル・ミンゲサは、16日に行われるリーガ・エスパニョーラのセルタ戦を欠場する模様だ。14日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在、首位のアトレティコ・マドリードと勝ち点「4」差でリーグ3位につけるバルセロナ。上位2クラブが残り2節で揃って取りこぼさない限り逆転は不可能で、リーグ優勝はほぼ絶望的な状況となっている。それでもわずかな望みにかけて16日のセルタ戦に臨むクラブだが、今季のDFラインを支えたミンゲサが、あるチーム事情によってこの一戦を欠場する見込みだ。

 『マルカ』によると、ミンゲサは今週末、自身がもともと所属していた2部B(実質3部)のバルセロナBへと戻り、チームの2部昇格プレーオフに参戦する模様。ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの復帰に加え、スペイン代表DFジェラール・ピケ、フランス代表DFクレマン・ラングレら現有戦力がようやく揃ったことを受け、ロナルド・クーマン監督はミンゲサの派遣にゴーサインを出したようだ。

 一方、同じくBチームへの派遣が検討されたスペイン人MFイライクス・モリバに関しては、今節オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが出場停止となっている影響で派遣が却下された見込みだ。

今季トップチームでの活躍を見せ始めたミンゲサ [写真]=Getty Images