このほど妙に既視感のある動物コンビの写真が話題となっている。ディズニー映画ライオン・キング』でお馴染みの“ティモン”と“プンバァ”にそっくりなのだ。2匹は同じ動物保護センターで暮らしていると言い、映画と同じように仲良しで、いつも一緒に過ごしているという。『The Sun』などが伝えた。

アフリカ南部にあるボツワナ共和国チョベ地区の動物保護センター「カラカル(CARACAL)」にて、マングースの“モンゴ(Mongo、6)”とイボイノシシの“ミス・ピギー(Miss Piggy、8)”の可愛らしい姿が撮影された。

その姿はディズニー映画ライオン・キング』のキャラクターであるミーアキャット“ティモン”とイボイノシシ“プンバァ”にそっくりで、実写版映画にも引けを取らないほどだ。

驚くのはその姿だけではなく、2人の関係性までティモンとプンバァに似ているというのだ。映画の中の2匹は絶妙のコンビネーションで知られており、いつも一緒にいるイメージが強い。

そのイメージの通りモンゴとミス・ピギーは大の仲良しで、映画のワンシーンにもあるように、モンゴがミス・ピギーの背中に乗って移動している姿も写真に収められている。

モンゴとミス・ピギーが同センターにやって来た頃から世話をしてきたというボランティアスタッフのケイトリン・ジョス・ファンデワルさん(Kaitlin Joos Vandewalle、23)は、次のように語っている。

「2匹は私たちにとっても特別な存在だと感じます。本当にティモンとプンバァのイメージにピッタリですよね。2匹の様子を見に行くと、いつも仲良く遊んでいる姿を見ることができるんです。」

幸せそうに過ごす2匹だが、モンゴは生まれたばかりの頃に母親が車に轢かれて絶命したために保護された。またミス・ピギーも生まれたばかりの2013年に、車に撥ねられて酷いケガをして同センターに運ばれたという。

「ケガは治りましたが、2匹とも野生に返すことは難しい状況でした。そこで2匹にはカラカルで生活してもらい、野生動物大使として活動してもらっています。2匹は訪れた多くの人に笑顔を届けていますよ。」

そう明かすケイトリンさんは、同センターには年間2千人以上の学生が訪れて学びの機会を得ていると話す。

「モンゴやミス・ピギーだけでなく、カラカルで暮らす動物たちはその種の野生動物大使としての役割を果たしており、この地域における野生動物や生物多様性の重要性を一般の人々に伝えているのです。」

2匹がお互いを信頼し楽しそうに過ごすその姿は、映画でもお馴染みのフレーズ“ハクナ・マタタ”、スワヒリ語で“心配ないさ”という意味のフレーズがピッタリと当てはまる。

今後も2匹は同センターで過ごし、大勢の人に学びと笑顔を届けるという。

画像は『Eminetra.co.uk 2021年5月15日付「Cape Ivoino Miss Piggy and Mongoose Mongoose are as inseparable as The Lion King’s Pumbaa and Timon.」』『The Sun 2021年5月14日付「HAKUNA MUDATA Warthog Miss Piggy and Mongo the mongoose are inseparable like Lion King’s Pumbaa and Timon」(Credit: CARACAL/ Magnus News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト