プレミアリーグ第36節、トッテナムvsウォルバーハンプトンが16日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームトッテナムが2-0で勝利した。

前節、リーズ相手に敵地で完敗した7位のトッテナム(勝ち点56)は逆転でのトップ4フィニッシュが絶望的に。残り3試合での目標は来シーズンヨーロッパリーグ(EL)出場権確保に下方修正されることになった。

12位のウォルバーハンプトン(勝ち点45)を相手に2戦ぶりの白星を狙ったホームゲームでは、リーズ戦からオーリエに代えてタンガンガを右サイドバックで起用した以外同じメンバーを継続した。

試合は開始早々にトッテナムに決定機。ホイビュルクの高い位置でのボール奪取からショートカウンターに転じてペナルティアーク付近のケインが鋭い右足のシュートを放つが、これは惜しくも左ポストを叩いた。

以降はボールを保持するトッテナム、アダマ・トラオレ、ファビオ・シウバの推進力を生かしてカウンターを仕掛けるウルブスという構図の下で拮抗した展開が続く。その中で21分にはボックス手前中央の好位置で得たFKをキッカーのベイルが直接狙うが、やや甘いコースに飛んだシュートはGKルイ・パトリシオが冷静にキャッチする。

前半半ばから終盤にかけてはサイドチェンジや最後尾からの対角のミドルレンジのパスを効果的に使い、ピッチの幅を使った攻めを見せるトッテナムが完全に主導権を握る。38分にはケインのヘディングパスに反応したソン・フンミンがボックス左で左足を振るが、これはGKのセーブに遭う。さらに、43分には右CKからケイン、ロ・チェルソが決定的なシュートを枠に飛ばすが、いずれも相手DFの決死のゴールカバーに阻まれた。

それでも、前半終了間際の45分にはホイビュルクのフィードに反応したケインが相手センターバック2枚を出し抜いて背後に飛び出すと、ボックス内で冷静にDFコーディを滑らせてシュートコースを作り出し、右足のシュートを流し込んだ。

ケインリーグ単独トップとなる今季22点目によって1点リードで試合を折り返しトッテナム。後半も早い時間帯にゴールへ迫る。53分、デレ・アリのハーフウェイライン付近でのボール奪取から数的優位のカウンターを発動。ボックス右でラストパスを受けたケインが狙いすましたシュートを放つが、これはGKルイ・パトリシオが見事な反応でコースを変えると左ポストを叩く。さらに、跳ね返りに詰めたデレ・アリのシュートも右ポストを叩き絶好機を逸した。

それでも、以降も良い形で試合を運ぶホームチームは62分、左サイド深くに侵攻したレギロンがタッチライン際で粘りボールを残して中央のソン・フンミンに折り返す。これをボックス右で浮いたベイルに繋ぐと、ベイルの強烈な左足のシュートはGKルイ・パトリシオに弾かれるが、こぼれ球をホイビュルクが押し込んで貴重な2点目を奪い切った。

ウェイチームの反撃を危なげなく撥ね返していくトッテナムは69分にロ・チェルソに代えてウィンクス、82分に殊勲のデレ・アリを下げてエンドンベレをピッチに送り出す。クリーンシートを意識しつつゴールがほしい前線の3選手がカウンターから3点目のチャンスを窺う。

その後、ベイルに代えてムサ・シソコを最後のカードとして切ったトッテナムはこのまま2-0のスコアで試合をクローズ。ウルブスを攻守に圧倒する快勝で2戦ぶりの白星を手にしたチームウェストハムを得失点差で抜き6位に浮上した。

サムネイル画像