小さくか弱き者たちを守ろうとする本能が生物にはある。自分の生命よりもわが子の生命を優先しようとするこの愛情は「母性本能」と呼ばれているが、性別に関わらず、種に関わらず発揮されることがある。
この猫の場合には、ヒヨコに対しての庇護愛が芽生えちゃったわけで、我が子のように自分の傍に置き、危険を察知すると体を張って守ろうとするのだ。
When you ask your cat to babysit the chicks... She can be very protective
ヒヨコたちは自分の親であるかのように猫を慕っている。もしかしたら生まれてすぐに猫がそばにいたので、刷り込み(インプリンティング)が発動されたのかもしれない。
そして猫も、小さなヒヨコたちに対し、我が子のように愛情を注ぎ始めた。
自分の体に身を寄せるヒヨコたちをやさしくグルーミングする猫かあさん。
外に出ると鳥の鳴き声が!ヒヨコたちの危険を察知した猫は、ヒヨコたちに覆いかぶさり守る体勢をとる。
この子たちが立派に成長するまで、あるいはニワトリとなってからもずっと彼らの絆は続くことだろう。そうなると逆に猫をニワトリが守ってくれるようになるかも。
動物・鳥類の記事をもっと見る
ほらほら、だって猫だからさ!我々にハッピーを分けてくれる猫たちの所業総集編 - カラパイア
世界最小ながら筋肉マッチョ、マレーシア原産の特徴的な外観を持つ鶏「セラマ」 - カラパイア
コメント