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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国的に飲食店への時短命令・要請が行われています。ただ、中には「十分な補償も得られないなら営業するしか無い」と通常通りに近い形態で営業を続ける飲食店も現れ注目されていました。こうしたお店に国や自治体がどのような対応を取るのか気になる人も多かったようですが、宮城県で「まん延防止等重点措置」に伴う時短命令に反したとして、県内の飲食店に過料を科すよう裁判所に求めていることが明らかになりました。

宮城県、時短命令違反の店へ過料を科す方針

冒頭で触れたように宮城県では時短命令に従わないキャバクラ店など11の店舗に対し、過料を科すよう裁判所に求めています。

県によりますと、重点措置の適用といった内容に関して過料を求めたのは全国で初めてのこととなります。

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具体的には、時短命令に従わなかった11の店舗に対し行政罰として20万以下の過料を科すことを求めているとのことです。

宮城県も本年に入りコロナウイルス感染者が増加傾向にありますから、県としては何とかこれを抑え込みたいといった考えがあるのかもしれません。

違反に対してネット上で論破されてしまう

しかし、ネット上では今回の過料を科すといった求めに対し様々な反対意見が寄せられています。

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銀座のクラブに行くようなアホ政府から命令違反言われる資格ないね。給付金も与えられない中で、自粛しろなど物理的に無理だから。それと罰金制度マジいい加減にしろ自滅党どもが!
どれだけ国民潰す気なんだ。

罰金→税金→政府が無駄遣い ふざけんな!

やはり全国初のケースということもあり、関心も高く様々なコメントが寄せられていますが上記のように厳しい指摘も。

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また「20万以下ならホストやキャバならすぐ回収できるから営業したほうが良い」といった声も。

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過料の金額も踏まえ、「今後過料払ったことを免罪符にされたらどうするんだろう。罰則を厳しくし、代わりに手厚い補償も入れるべきだった」とする先のことを考えた意見も見られます。

この「過料が安い」「補償をもっと充実させるべき」といった旨のコメントは他にも寄せられている状態となっています。

特に店舗への補償が充実していれば国民の反応もまた少し違ったものになっていたかもしれません。

様々な方法でのコロナ感染対策が行われていますが、それに関連するトラブルの発生は今後も起こり得そうです。



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全国初、時短命令違反に過料発生も、ネット上で完全論破されてしまう