ワシントン州ベルビューに住むマット・T・ウッド氏は、自身が開発するネコシミュレーションゲーム『Little Kitty, Big City』のSteamページを更新。日本語対応表記を追加した。ゲームの対応プラットフォームはPC(Steam)。発売日は未定だ。Steamページには「ネコに締め切りはありません」と書かれている。
Yes, you've played as a goose.
— Matt T. Wood 🐌 (@matttwood) October 12, 2019
But have you played as a smol kitty just trying to make it and survive in the big city? 😺🏙️#gamedev #screenshotsaturday #screenshotcaturday pic.twitter.com/rDXKkR7lH1
『Little Kitty, Big City』は、子猫になって大きな都市を歩き回るネコシミュレーションゲームだ。少しアニメ調な3Dグラフィックで再現された街を、ネコの視点で見て回れる。
ゲームでプレイヤーは、路上からビルの上まで好きなようにうろうろして興味がある場所を訪れたり、魚や鳥を捕まえたり、暖かい車の上で昼寝をしたり、ネコとして好きなことができる。時には人間や犬などさまざまなキャラクターに対し、ネコらしさを証明するのもいいだろう。
WIP bird pouncing chaos.#madewithunity #screenshotsaturday #indiedev #LittleKittyBigCity pic.twitter.com/KrF3MdQ7r9
— Matt T. Wood 🐌 (@matttwood) April 10, 2021
どうやら一部の人間はネコに気づくと何らかの反応を見せるようだ。ゴミ箱をあさる姿でさえなかなかかわいい。
Trashcan diving is a thing in #LittleKittyBigCity #gamedev #screenshotsaturday #Caturday pic.twitter.com/eXB7LItRt6
— Matt T. Wood 🐌 (@matttwood) August 15, 2020
現実でも飼い主が着せて大喜びするが、カエルキャップなどネコ用のさまざまな衣装も用意されている。
Ladybug Hat 🐞
— Matt T. Wood 🐌 (@matttwood) January 14, 2021
or
Froggy Hat 🐸#LittleKittyBigCity pic.twitter.com/a33lxYPYBh
Steamページではゲームについてほとんど説明されていないが、ウッド氏のTwitterアカウントには無数の開発動画がアップロードされている。氏のゲーム産業での活動履歴は長く、『Duke Nukem 3D』で知られる3D Realmsが開発していた完全3D FPS『Prey』の開発者として、1997年に初めてプロとして活動を開始した。それから、Valveの『Half-Life 2』や『Portal 2』など、多数の名作の開発に参加している。
余談だが、この『Prey』はポータルを開いて空間をつなげる野心的な技術を特徴としていた。しかし、当時の技術でポータルを表現するのは難しかったようで、開発は難航し最終的にキャンセル。ポータルなどの設定を一部引き継ぎ、2006年にHuman Head Studiosから『Prey』が発売された。
ネコになりたいという願いを叶える『Little Kitty, Big City』は現在開発中。ゲームに興味がある方はSteamのウィッシュリストに登録し、ゲームの続報を待ってほしい。
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