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 海に落とした紛失物が発見され、持ち主の元に戻るというニュースが稀に報じられることがあるが、広い海の中で発見される可能性は低く、見つかったら奇跡に近いだろう。

 そして今回報じられたこのケースはその奇跡の1つだ。

 5か月も前に海で結婚指輪を失くした男性のもとに驚きの情報が舞い込んだ。その指輪を体にはめていた魚が泳いでいたというのだ。『IFL Science』などが伝えている。

【シュノーケリング中の男性が指輪をつけた魚を発見】

 太平洋に浮かぶオーストラリア領のノーフォーク島は自然溢れる美しい島で、各地から観光客が訪れている。

 しかし、地元民や観光客が放棄したゴミが、海の生態系に悪影響を与えており、環境を懸念した人々らがボランティアでビーチを清掃する活動を行っている。

 この島に住むスーザン・プライアさんもその1人だ。フリーライターのプライアさんは、クリーン活動の様子を自身のブログに投稿しており、今年2月にもペットボトルの蓋の下についているリングが胴体にはさまったまま泳いでいる魚を目撃し、胸を痛めていると綴っていた。

 プライアさんによると、この白い小ぶりの魚をボラの一種だそうで、この魚は砂の中に頭を突っ込んで餌を探すため、輪っか上の物体が頭や体にすっぽりとはまり込んでしまうことがよくあるという。

 プライアさんがエミリー湾でシュノーケリングを楽しんでいた時、輪っかのついた魚を再び発見した。「またゴミか?」と思った彼がその魚に近づいて行ってみると、なんとそれはゴミではなく金色の指輪であることがわかったのだ。

観光客が失くした結婚指輪であることが判明

 その時、プライアさんは今年初めに、地元コミュニティFacebookグループアカウントで「観光客の男性がビーチで結婚指輪を紛失」という投稿がシェアされていたのを思い出した。

 そこで、地元の住民らの協力を得てその男性を探してみたところ、ゴールドコーストに住むネイサン・リーヴスさんという人物であることがわかった。

 ネイサンさんは、去年家族旅行でノーフォーク島を訪れ、妻とエミリー湾でシュノーケリングをした際に、結婚指輪を失くしてしまったという。

 広い海の中で紛失したことで、もう見つかるまいと諦めていたようだ。しかし、5か月後、その指輪をつけた魚が発見されたというのだから驚きだ。

指輪は回収にいたらなかったが、魚を探し回収する予定

 しかし、ネイサンさんの結婚指輪をはめた魚は、そのまま泳ぎ去ってしまったので、回収にはいたらなかったようだ。

 だがボラは群れで行動し、同じ場所を泳ぐ習性があるので、もう一度見つけ出すことができるかもしれないそうだ。

 プライアさんは、地元の人々により魚を捕獲し、指輪を外してネイサンさんのもとに戻す計画を立てている。指輪を付けたままの魚を救いたいという強い思いもある。

 今回の指輪を付けた魚の写真のインパクトは強く、多くの人の関心を集めたようだ。プライアさんはこれを機に、「ビーチの訪問者は、ゴミを必ず自分で持ち帰ってください」と呼びかけている。

written by Scarlet / edited by parumo

 
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