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缶切り橋で屋根を薄くスライスされたトラック

 アメリカ、ノースカロライナ州ダーラムには「缶切り橋」の異名をもつ鉄道橋がある。アメリカの一般的なトラック(12フィート:約3.65m)が通るには少々低いため、屋根の部分が橋に当たってしまい、ガシガシと削られてしまうからだ。

 これまで、11.8フィート(約3.556m)の高さだったのだが、あまりにも缶切りが過ぎる為、2019年10月より橋の高さを12.4フィート(3.78m)に引き上げた。

 これでもう大丈夫になった、かと思いきやギリギリアウトなトラックも存在するようで、最近撮影された映像には、屋根部分が見事なまでに薄くスライスされたトラックの姿が映し出している。一枚剥けた感がすごいんだ。

【気持ちいいくらいのスライスっぷり】


Perfect peel at the 11foot8+8 bridge

 今年5月11日、宅配トラックがこの鉄道橋を通ろうとしたときのことだ。橋の高さもアップしたことだし、運転手はギリギリセーフと思ったのだろう。

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 だが実際は、ギリギリアウトだった。

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 屋根部分が本当に薄く綺麗にスライスされてしまったのだ。

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 横からの角度で見てみよう。

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 惜しい!あと数センチくらい?

 100年以上前にできたこの鉄道橋は、これまで多くのトラックを犠牲にしてきた。その為付近には「頭上注意(Low clearance)」標識が設置されているし、高すぎる車両が通過しようとすると点滅灯が点滅する。だがギリギリとなると判定が難しいようだ。

 缶切り橋のトラップにハマるトラックの姿は、Youtubeチャンネル「yovo68」で公開されているので、ヒヤヒヤドキドキ感と、ギリギリアウト感を楽しみたい人は要チェックなのだ。

 
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