武井壮

17日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、武井壮が一部出版社の「このまま政治に殺される」という広告に、持論を展開した。


■武井が広告に持論

番組は一部出版社が「ワクチンもない、クスリもない。タケヤリで戦えばいいのか。このままじゃ政治に殺される」という広告が物議を醸していると紹介する。

広告について意見を聞かれた武井は「その見方をしていたら、ずっと変わらないだろうなと。『政治に殺される』は、ほぼ自殺のようなもんだと思ってて」と話した。


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■「殺される」と言っているうちは…

武井はさらに「ずっと無関心できて、投票率もずっと40%だ30%だって時代があって、国民が声を上げなかったから、好き放題になっちゃったわけじゃないですか、言うたら」と指摘。

続けて「だから、僕らの意見なんて、もう届かないものみたいな空気になっちゃって。だから『政治に殺される』とか言ってるうちは、まだ続くだろうなって思う」と話す。

そして「『殺されやしねえよ』っていう、1から自分たちでアクションを起こして。自分たちの住む国なんだから。われわれ世代とか、もっと若い世代とかが、変えていってほしいなと思います。こういう見方」と持論を展開した。

■納得した様子のふかわは…

話に納得した様子のふかわりょうは「今回のコロナにおいて、聞かれるから文句を言うのかもしれませんけども、普段選挙にも行かずに、そういう人がこういうときだけギャーギャー言うのは、お門違いだと思いますか?」とかなり厳しい質問をぶつける。

武井は「選挙に行くだけが政治参加でもないと思うから、自分の街がもうちょっとこうなったらいいとかを、地元の政治家さんに陳情しに行ったりとか、いろんなことをしながら、それで本当に良くなったら来季もお願いしますとか、そういうことってまず政治の第一歩じゃないですか」と指摘した。


■真剣に語る武井

真剣な表情の武井はさらに「そういうのが徐々に上に上がって、自分の国もこうなったらいいっていうものを、いろんな人と意見を集めて、それであの政治家さんにお願いして行ってくれるのかどうかっていうのが政治じゃないですかわれわれの代理人なんだから」と力を込める。

続けて「それを達成してくれたら票を入れる。そうじゃなかったら、『私たちはもう入れませんよ』っていう姿勢をやっぱり見せないと、政治なんか絶対変わらない」とコメントした。

受け身ではなく国民1人1人が行動を起こし、政治を変えていくべきだと訴えた武井。その論理に納得した人も、多かったようだ。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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