フランクフルトは17日、バレンシアからU-16スペイン代表FWファビオ・ブランコ(17)を獲得した。契約期間は2023年6月30日までで、延長オプションが付随している。

パーマがかった長髪がトレードマークのファビオ・ブランコは、2016年にバレンシアアカデミーに入団。各カテゴリで文句なしのパフォーマンスを発揮した同選手は、今季から飛び級でフベニールA(U-19相当)に昇格すると、突破力に優れたプレーと主戦場が右ウイングであることからサポーターから“フェラン・トーレス2世”と評されていた。

また、U-16スペイン代表としてもプレーするファビオ・ブランコに関しては、バルセロナレアル・マドリーバイエルンマルセイユなど国内外のビッグクラブが興味を示していたが、最終的にはフランクフルトが逸材FWの確保に成功した。

フランクフルト移籍が決まったファビオ・ブランコは、公式サイトで以下のように喜びを語っている。

「ベン・マンガ氏との話し合いで、僕も家族もフランクフルト移籍が次の成長へのステップになると確信しました。クラブはここ数年で素晴らしい発展をみせており、来季は国際大会に出場することから多くの出場機会を期待できる。ここでさらに成長し、故郷から遠く離れることになるけどそこでステップアップを遂げたい。ドイツでの生活をとても楽しみにしているよ」

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