海外掲示板で話題となっていた透明感あふれる魚。目元を覆うようにして一部魚らしい色をしているが、それ以外は見事に透明で思わずうっとりしちゃうくらい。これも擬態的な何かなのかな?
魚の構造丸わかり。解剖せずとも解剖学が学べちゃうとかすげえや!
で、この魚は一体何?って話になってくるが、どうやらこれはニザダイ科クロハギ属の幼魚の可能性が濃厚なんだそうだ。クロハギ属は世界では38種、日本では19種確認されており、島嶼の岩礁域の浅所に生息し、太平洋に広く分布している。一部の種では、成魚と幼魚で色彩や模様が異なる。
ニザダイ科クロハギ属の魚はアクロヌルス期と呼ばれる幼生期を経て成長する。
追記:2017/09/16 ニザダイ科の仔稚魚はクロハギ属に限らず透明だそうだ。ただし、完全に透明というわけではなく、厳密にいえば腹部に何らかの色素がでているという。
アカツキハギは観賞魚として市場に出回っているそうだから、育ててみるとこの透明感あふれる幼魚を見ることができるのかな?
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