今回紹介するのは、degochi(工作本発売中)さんが投稿した『重力コイン回収機を作ってみた』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

重力を表現した曲面にコイン無限に投入させて募金回収する悪魔の機械、くるくるコイン募金箱ってあるじゃないですか。
それを柔らかい素材で作って重力を調整可能な科学教材作品を装った投げ銭回収機を作る、腹黒い計画の基礎実験の成功を報告します。


 degochiさんは、アインシュタイン一般相対性理論を体感できるコイン回収機をストッキングのような布で作りました。

 一般相対性理論では、物体の周りの空間がゆがみます。強い重力場があるブラックホールでは……といったことを説明する装置です。
 コインを投げ入れると、重力に引かれる天体のように回転しながら中心に引き寄せられます。難しいことはわかりませんが、かなり長いことコインが回転するので見ていて楽しいです。

 ストッキングのような布とフラフープで作ります。周囲を縫製しゴムで取り付けました。

 コイン投入口は3Dプリンタで作ります。洗濯ばさみで取り付けます。

 園芸用ポールで取り付け台を作ります。

 たいへん教育的な装置でありますが、制作者は「イベントに持っていったら、みなさん進んで投げ銭をしてくれるでしょう」と腹黒さを見せています。それに対して「確かに入れてみたくなるなw」「来年の超会議に持ってきてくれ」といった声が寄せられていました。

視聴者コメント

博物館によくあるやつだ!
なにこれなにこれー!
おお楽しい
重力場の説明をする時に出てくる図
大変教育的なオモチャでございますわね

文/高橋ホイコ

▼動画はこちらから視聴できます▼

重力コイン回収機を作ってみた

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