コッパ・イタリア決勝、アタランタvsユベントスが19日に行われ、1-2でユベントスが勝利した。

準決勝でナポリを下したアタランタと、インテルを下したユベントスの決勝。

負傷者や出場停止者がいないアタランタはベストメンバーで臨み、最前線にサパタ、2シャドーマリノフスキーとペッシーナを据えた。

一方、アレックス・サンドロを出場停止で欠くユベントスは、2トップにC・ロナウドとクルゼフスキを起用した。

開始3分、サパタの突破からパロミーノが決定的なシュートを浴びせたアタランタ。このピンチをGKブッフォンが好守で凌ぐと、その後はインテンシティの高い攻防が繰り広げられていく。

主導権争いが続く中、互いに集中したプレーを続けて拮抗が保たれていたが、31分にユベントスがファインゴールで先制する。カウンターに転じた流れからルーズボールを拾ったマッケニーがラストパスを送ると、ボックス右のクルゼフスキが見事なコントロールシュートをゴール左に流し込んだ。

追う展開となったアタランタは35分、ハテブールのヘディングシュートでGKブッフォンを強襲すると、攻勢が実って41分に追いついた。フロイラーがラビオからボールを奪ったショートカウンターの流れから、右サイドのハテブールのクロスを受けたボックス中央のマリノフスキーがゴール右にシュートを蹴り込んだ。

互いに譲らず1-1で迎えた後半、前半同様にインテンシティの高さが保たれて時間が経過する中、58分にユベントスに勝ち越しのチャンス。キエーザのチャンスメークからクルゼフスキがフィニッシュに持ち込んだが、GKゴッリーニの好守に阻止された。

さらに60分にもユベントスビッグチャンス。C・ロナウドの絶妙なヒールパスを受けたボックス左のキエーザが狙い済ましてシュートに持ち込んだが、右ポストに直撃してしまった。

劣勢のアタランタマリノフスキーに代えてムリエルを投入したのに対し、73分にユベントスが勝ち越す。クルゼフスキとのパス交換でボックス左に抜け出したキエーザがGKとの一対一を今度はしっかりと制した。

再び追う展開となったアタランタはイリチッチを投入するも、終盤にクルゼフスキに代えてボヌッチを投入し、逃げ切りを図ったユベントスが2-1で勝利。3シーズンぶり最多14度目の優勝を飾っている。

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