女優・沢口靖子主演の人気ドラマシリーズを映画化する『科捜研の女 ‐劇場版‐』の追加キャストとして、女優の佐津川愛美の出演が発表された。連続転落死事件の鍵を握る、疑惑の “リケジョ”を演じる。

【写真】『科捜研の女 ‐劇場版‐』で“最強の敵”を演じる佐々木蔵之介

 ドラマ『科捜研の女』シリーズは、京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心に、捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)をはじめ、科学技術を駆使するひと癖もふた癖もある科捜研メンバーたちが事件の真相に挑む姿を描く。今回の劇場版では、シリーズ史上最強の敵となる天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)が、マリコたちの前に立ちはだかる。

 佐津川が演じるのは、京都で起きた転落死事件の被害者と同じ大学の研究室に所属するウイルス学の助教・秦美穂子役。事件の捜査を進めるマリコや土門は、研究員に聞き込みを開始するが、研究室に異動してきたばかりだと言う秦は、何やら隠し事をしているようで…。

 控え目な性格で少し謎めいた理系女子を熱演する佐津川。20年以上続く『科捜研の女』シリーズへの参加にプレッシャーを感じつつも、「一ファンとして『科捜研の女』の劇場版はどんなことが起きるのか?と楽しみにしていましたが、脚本を読んだ時点で想像以上の驚きがありました」とコメントしている。

 このほか、秦と同じウイルス学研究室に所属する講師・柴崎勉役でマギー、ウイルス学研究室の教授で転落死事件の最初の被害者・石川礼子役に片岡礼子、生体防御研究室の研究員・石室達也役で宮川一朗太、同研究員・長野智彦役で阪田マサノブ、加賀野の助手・木村柊一役で中村靖日が出演。そして、佐々木演じる天才科学者・加賀野が取り組む研究の協力者には、大学院生・森奈々枝役で駒井蓮、森友希枝役で水島麻理奈が出演する。

 『科捜研の女 ‐劇場版‐』は、9月3日より全国公開。

『科捜研の女 ‐劇場版‐』追加キャスト陣 (C)2021「科捜研の女 ‐劇場版‐」製作委員会