株式会社DINOS CORPORATION(本社:東京都中野区、代表者:代表取締役社長 石川順一)は、インターナルコミュニケーションの一環で、社内業務で排出されるコピー用紙など古紙を回収し、セイコーエプソン株式会社
(本社:長野県諏訪市)の製品である乾式オフィス製紙機「PaperLab」で再生した、R100自社再生紙による紙媒体の社内報を今年度発行します。本社内報はカタログ通販企業として従業員に対し、社内古紙を社内報へとアップサイクルすることを通じ、紙の価値と自然環境の2つの視点を同時に伝えていく役割も担います(※R100:古紙パルプ配合率100%)。

【リリースはこちらをご覧ください】
https://prtimes.jp/a/?f=d3084-20210519-4588.pdf



 DINOS CORPORATIONでは、今年創業50周年を迎える通販ブランド「ディノス」が、テレビ・ECに加え、長年、お客様に対するコミュニケーションツールとしてカタログ等紙媒体を展開していますが、一方で、持続可能な社会の実現に貢献するため、本年策定した「サステナビリティビジョン2030」において、自然環境に対する取り組みの一つに「責任ある紙の使用」を掲げています。紙によって伝えていくことの価値を大切にする企業として、これまでの社内コミュニケーションでも、Webに加えて紙メディアも用いてきましたが、今年3月からの社名変更・新体制スタートを機に、社内古紙を再生したR100自社再生紙を使用することで、紙媒体の価値に環境保全視点も加えた社内報として今年度リニューアルしました。

 コロナ禍でのテレワーク推進等もあり、ここ数年でペーパレス化が進んで業務での紙使用量は減少しているものの、社内複数ヵ所に専用ボックスを設置して細かく古紙回収を促し、さらに不要となった保存書類なども併せて、A4サイズの古紙を回収。これら約13,000枚から、独自技術ドライファイバーテクノロジーオフィスでの紙循環を実現したセイコーエプソン株式会社の「PaperLab」を用いて、150g/平方メートル の厚みでA3サイズ3,000枚を製紙し、当社社内報用紙として使用します。

古紙回収ボックスを社内複数ヵ所に配置し、細かく回収を促進。
セイコーエプソン本社で製紙。「PaperLab」に回収したA4古紙を挿入、毎時216枚枚の150g/平方メートル ・A3用紙が誕生する。同製品はオフィスでの紙循環を実現しただけでなく、製紙に際して大量に必要となる水もほとんど使わないなど、マルチな点で環境負荷軽減に貢献する(※本体内の加湿に少量の水を使用)。



 長きにわたり、紙媒体による生活者コミュニケーションを続けてきた当社と同じく、紙がもたらす価値を高く評価するセイコーエプソン株式会社では、今回の取り組みについて、同社の「PaperLab」が提供できるアップサイクルの新たな企業事例創出のための実証実験と捉え、全面的にご協力いただきました。

 DINOS CORPORATIONでは、2019年に全日本DM大賞でグランプリを受賞した「パーソナライズドDM」など、デジタルテクノロジーとの融合による新たな価値を持った紙媒体を生み出すべく、同分野に積極的に取り組んでいます。本件ではそれとは異なり、社内古紙再生という身近な“循環”ストーリーを社内報用紙に付加するアプロ―チで、従業員に対して、改めて紙の可能性とサステナビリティを一緒に考えていくきっかけになることを目指しています。

DINOS CORPORATION社内報「Everything Has A Story」の表紙周り。裏表紙には、持続可能地球のために、紙が持つ価値と自然の尊さを一緒に考えていく、という従業員向けメッセージを掲載。



 引き続きセイコーエプソン株式会社ご協力のもと、社内古紙等の循環から生まれる、新たなアップサイクル事例についても検討していきます。

配信元企業:株式会社 DINOS CORPORATION

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