ロッキーマーティンは、日本におけるSTEM(科学・技術・工学・数学)教育イニシアチブ「Girls’ Rocketry Challenge(ガールズ・ロッケリー・チャレンジ、女子ロケットチャレンジ )」(以下GRC)の第5期の開始にあたり、オンライン任命式を5月16日に行いました。GRCは女子中高生のSTEMへの好奇心を刺激し、理工系キャリアに対する関心を喚起することを目的としています。2021年度(第5期)は新型コロナウィルスの状況も踏まえ、オンライン・オフライン両方を活用したハイブリッド形式で開催されます。

2020年度は、コロナの影響で多くのイベントが中止となった中、GRCはリモート形式を活用した開催に向けて方向転換することを決定し、動画やEブックといったデジタル教材の開発に取り組みました。2020年度に開発されたコンテンツは2021年度以降の活動に活用されます。また、デジタル教材は日本でモデルロケットの工業規格を設定する特定非営利活動法人日本モデルロケット協会(以下JAR)による監督のもと、開発・作成されました。今年度は一部の講義やイベントなどはオンラインで実施し、ロケットの打ち上げは現地で開催される予定です。

JARとのパートナーシップを通じ、GRCは2016年の設立以来、中高生が物理学や数学の知識をクリエイティブに、そして周りと連携し楽しみながら応用することを推奨してきました。今年度のGRCには、愛知県立岡崎北高等学校、福岡県立三池工業高等学校、浜松聖星高等学校の3校より、20名の生徒が参加します。

ロッキーマーティン インターナショナル 極東地域担当社長のチャック・ジョーンズ(Chuck Jones)は「ハイブリッド形式の第5期GRCの始動を大変心待ちにしていました。科学技術はロッキーマーティンの事業の中核をなしますが、GRCを通じて皆さんが科学的探求と発見におけるプロセスを楽しみ、その過程で友情や絆が深まることを願っています。」と述べています。

日本モデルロケット協会の山田誠会長は、以下のように述べています。
「日本ではまだ新しいモデルロケットという教育ツールを、GRCを通じて皆さんに取り組んでいただくことは大変素晴らしいと思います。自分たちが計算したものが計算した通りに飛ぶのかどうかなど、数学・工学ならではの面白さを実感してもらうことを楽しみにしています。」

千葉工業大学和田豊教授は、以下のように述べています。
「モデルロケットを作っていくにあたり、様々なトライアンドエラーをしていくことになると思いますが、地道な積み重ねこそが良いロケットを作る一番の近道です。何より、論理的な思考を養うことが欠かせません。困難な場面に立ち向かう時も、科学の力を信じ、楽しみながら乗り越えていただきたいと思います。」


Girls’ Rocketry Challenge について
2016年10月に始まったGirls’ Rocketry Challengeは、女子中高生へのモデルロケット指導、およびモデルロケット全国大会とロケット甲子園の協賛を含む、ロッキーマーティンの日本におけるSTEM教育イニシアチブです。このイニシアチブは、学校で学んだ知識を教室外の環境で応用するため、実践的ツールとしてモデルロケットを活用することで、女子学生がSTEM分野においてそれぞれの好奇心を追及できるようサポートすることを目指しています。GRCは、日本でモデルロケットの工業規格を設定する特定非営利活動法人日本モデルロケット協会、および科学教育会社であるリバネスの協力のもと実施されています。


ロッキー マーティンについて
米国メリーランドベセスダに本社をおくロッキーマーティンは、世界全体で約114,000人の従業員を雇用し、最先端の技術システム、製品およびサービスの研究や設計、開発、製造、インテグレーションおよび維持に取り組むグローバルな防衛および宇宙航空企業です。 詳しい情報はこちらから:www.lockheedmartin.com/Japan.

ロッキーマーティンに関する最新情報は、Twitterアカウント@LMJapanNewsをご覧ください。 

配信元企業:日本ロッキーマーティン

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ