シャルケが、OBの元日本代表DF内田篤人氏を公式クラブアンバサダーに任命した。21日、クラブ公式サイトが伝えた。

 現在33歳の内田氏は2010年夏に鹿島アントラーズからシャルケへと移籍。2017年夏にウニオン・ベルリンへと移籍するまで、公式戦通算152試合に出場した。“ウッシー”の愛称でファンから愛され、2010-11シーズンには9年ぶりのDFBポカール優勝にも貢献した。

 内田氏はアンバサダーとして、クラブと日本サッカー界の架け橋となるとともに、シャルケの名前、伝統、価値観を世界に広めていくことになる。同氏はシャルケのクラブ公式サイトを通じて、「クラブアンバサダーとしてシャルケ・ファミリーの一員になれたことをとても嬉しく思います。シャルケはいつも家族のようだと言われますが、まさにその通りだと感じています。この新しい役割の中で、私はもう一度、このクラブのためにすべてを捧げ、かつての選手時代のように、できる限りのサポートをしていきたいと思います」と意気込みを示した。

 また、マーケティング・販売・組織担当取締役を務めるアレクサンダー・ヨブスト氏は、「内田篤人氏をシャルケのアンバサダーに迎えることができ、大変嬉しく思っています。選手としてのアツトは、ファンの間で尊敬され、愛されていました。彼は日本のサッカー界にシャルケの名前を浸透させ、多くの日本のファンが私たちのクラブを好きになったきっかけとなりました」と、内田氏の今後の活躍に期待を寄せた。

内田篤人氏がシャルケのアンバサダーに就任 [写真]=Getty Images