私たち日本人にとって、ハワイの魅力ってなんでしょう?

海やビーチ、自然がキレイ。

気候がいい。

物がオシャレ。

南国風のインテリアやファッションが可愛い。

さまざまなご意見があるでしょうが、誰もが日本とは異なる部分に新鮮さを覚えるのは確かです。

でも、そこで暮らすロコたちにとってはすべてが日常であって、とりわけ自分たちのハワイが、または自分たちが特別だとは思っていません。

今回は、私が感じた、日本人が少し意外に感じるロコたちの習慣や常識についてご紹介します。


パンもライスも!?いつだって主食はよくばり



ハワイもアメリカの一部。

ですからサイズは何かとBIG。

観光客の多いメジャーなホテルやレストランではそうでもありませんが、地元ロコが通うレストランやカフェなどでは、その食事もやはりアメリカンサイズ!

ロコたちは、とにかくよく食べる!


最初に驚くのは、モーニングやランチプレートの食事を選ぶと、サイドメニューとしてまたパンかライスを選ぶんです。

「どういうこと?」と思われるでしょうが、例えばこういうことです。

プレートメニューの中から、ハム&エッグプレートで、主食にパンを選んだとします。

するとサイドメニューとして、更にパンかライスが選べる・・・といった感じです。


でもロコたちには普通のことようで、「食べないならよこせ」と言ってさらに私の分まで食べてしまうほど。

考えてもみれば、日本でもラーメン&チャーハンなどの炭水化物×炭水化物のコンビがあるわけで、それと同じようなことなのでしょうか。

いずれにせよ女性一人では到底食べきれる量ではありませんので、お食事される際は、プレートメニューは1つだけ注文し、他は単品で注文してシェアするのをオススメします。

上手にシェアして節約しつつ、色々な種類の味を楽しめるといいですよね。


コーヒーは、場面ごとにHOTとICEを飲み分ける



食事の話の延長で、食後に欠かせないコーヒーのお話。


日本にははっきりとした春夏秋冬があるので、飲み物は暑ければアイス、寒ければホットというように、暑さ寒さで飲み物を飲み分けている方が多いと思います。

お茶を出してくれる飲食店でも、暑い季節は冷えた麦茶、寒い季節は熱いお茶というのが一般的ですよね。


雨季乾季はあるものの、年中比較的気温が高いハワイ

各施設でも、日本の夏のように室内のエアコンが効きすぎて寒いということもあまりないので、私はいつも飲み物はアイスで注文します。

でもロコたちは、食後のコーヒーには大抵ホットを注文します。

そうかと言っていつもホットというわけではなく、普段スタバやコーヒーショップなどでコーヒーのみを注文するときはアイス。

どうやら飲み分けをしているようなのです。


ロコの友人に理由を問うと、「温かい方が消化にいいだろ?」とただ一言。

食事の際のコーヒーは、食事の一部。

アイスコーヒーはどちらかと言えばデザートに近い感覚なのでしょう。

ハンバーガーやポテト、お肉など、脂肪や油分の多い物を好みそうなアメリカンも、実は健康への意識が高いようです。


実はオシャレには無頓着?ファストファッションで安くてシンプルスタイル



景色もお店も食べ物も人も、すべてがオシャレなイメージのハワイ

確かにオシャレです!

インスタ映えスポット、たくさんあります。


でも、ご存知ですか?

本当のところ、ロコたちはオシャレに無頓着。

年中温暖なハワイ

Tシャツにハーフパンツがあれば十分なんです。


観光産業中心のハワイでは、雇用も少なくお給料も安い。

おまけホノルルは家賃も物価も高い!

そう、そこに住む人々にとっては、現実的には生活のやり繰りが大変。

ですから彼らの愛用するショップと言えば、私たち同様H&Mやforever21

流行のデザイン、個性的なデザインは好まず、どんなものとも合わせやすい単色のTシャツやパンツを選びます。

強いて言えば、3足$10程度の靴下で遊ぶくらい。

日本人が思い描くハワイにいる人々のオシャレさは、日本人が作り上げたこうであって欲しいというハワイの理想イメージなのかもしれません。


お腹いっぱい食べて、でも身体を気遣って、身の丈に合った生活をして、シンプルな生活をする。

そんなロコたちの理にかなった生活が、本当の意味で豊かでオシャレだな・・・と私はいつも思います。

皆さんも、雑誌やインスタから切り抜いて見えるオシャレなハワイだけでなく、ありのままのハワイとロコたちの魅力を知って、ますますハワイを好きになってくださいね!

日本人には意外!?知られざるハワイのロコたちの習慣