サンプドリアに所属するイタリア代表FWファビオ・クアリャレッラが、セリエA通算500試合出場を達成した。

 サンプドリアは22日、セリエA最終節でパルマとホームで対戦。先発出場したクアリャレッラは21分、アントニオ・カンドレーヴァからのパスをボックス中央で受け取ると、右足を振り抜きゴール左下に決めた。サンプドリアはその後2得点を挙げ、3-0でパルマに勝利した。

 パルマ戦に出場したクアリャレッラは、セリエA通算500試合出場を達成。データサイト『Opta』によると、フランチェスコ・トッティ氏(619試合)、ロベルト・マンチーニ氏(541試合)、シルヴィオ・ピオラ氏(537試合)、アルベルト・ジラルディーノ氏(514試合)に次いで、クアリャレッラはセリエA通算500試合出場を達成した史上5人目のストライカーになったという。

 現在38歳のクアリャレッラは、1999年にトリノでプロデビューを果たすと、その後イタリアのクラブを渡り歩き、2016年にサンプドリアに加入。2019年にはセリエA11試合連続ゴールを挙げ、元アルゼンチン代表FWガブリエル・バティストゥータ氏の記録(1994-1995シーズン)に並ぶなど、年齢を感じさせないパフォーマンスを披露。今シーズンもリーグ戦33試合に出場し、13得点を挙げた。

セリエA通算500試合に出場したクアリャレッラ [写真]=Getty Images