普段何気なく読んでいる文章ですが、縦書きか横書きか、意識したことはありますか?制作側としては読み手はどちらの方が読みやすいと思うかはとても大きな問題です。教えて!gooには、
「『横書き』と『縦書き』、広告で有効なのはどっち」
という質問が寄せられました。質問者は地域の情報誌を制作しています。質問者は雑誌や新聞をよく読む媒体として例に挙げ、「『横書き』より『縦書き』の方が『読む』という感覚が強い」と考えています。
■何を誰にどのように見せたいか
ターゲットやコンテンツの見せ方によって、縦書きか横書きかを選ぶべき。という意見が多く寄せられました。
「ターゲット層によるでしょうね。若かったり横文字が多い場合は横、ある程度の年齢以上で記事も長文が多ければ縦、という具合でしょうか」(ulmoさん)
特にインターネットに幼い頃から慣れ親しんでいる世代にとっては、横書きの方が親しみやすいかも。
「『記事体でじっくり読ませたい広告』には縦書き、『ディスプレイで文字数の比較的少ない広告』であれば横書きかもしくは縦書きを使う、といった手法を自社では使っています」(ashiya2000さん)
記事にも、紙面に文字を多く載せるページとコンテンツタイトルやリード文程度の文字量でグラフィックが占めるページと様々ありますね。
また、質問者が扱うフリーペーパーの場合。「気軽に手にとって読んでもらうものでしたら、右開きのほうが有利です。なぜならほとんどの人は右利きですので、左手で本を持って右手でめくるほうが自然にできるからです。とくに電車内など立った状態で読むときには、圧倒的に右開きのほうが有利」(nidonenさん)とのこと。
確かに「読む」にしても、読書のように腰を据えて読むのか、スキマ時間に手にする程度なのか、その形態でフォーマットも大きく変わりそうです。
■制作都合で考える
「フリーペーパーには価格とか営業時間とかの『数字』が付き物ですがそれだけに関していえば『横書き』のほうが管理がラクです」(noname#18887さん)
英数字は横書きの方が理解しやすいようです。
「縦で4段組以上にしておくと、レイアウトのバリエーションが横よりはやりやすかったりします。横はどうしても3段が限界でしょうからね」(ulmo)
見た目に変化をつけつつ、文字数をたくさん載せたい場合は縦書きの方が勝手がいいようです。フリーペーパーは広告収入なので、いかに効率よく作り、人々の手に取ってもらえるかが重要ですね。まずはターゲットや情報の特性を定めた上で、紙面の組み方を考えてみてはいかがでしょうか。
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