株式会社Luup(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下「Luup」)は、渋谷区と「スタートアップ・エコシステムの形成及び新しい短距離移動インフラの実現」を推進することを目的として、連携協定の基本合意書を締結するに至りました。本連携協定は、Luupが渋谷エリアで展開しているシェアサイクルサービスについて、安全性や街との共存性が確認できたものとし、締結に至ったものです。
更に、2021年4月23日より、産業競争力強化法に基づく「新事業特例制度」を用いた電動キックボードの公道での実証実験を渋谷区にて開始しています。電動キックボードの適切な走行条件や規制の検討に向けて、渋谷区で生活する人々に電動キックボードのシェアリングをご利用いただいています。
渋谷区は「渋谷区基本構想」を策定し、ロンドン・パリ・ニューヨークと並び称されるような成熟した国際都市を目指し、あらゆる多様性を受け入れそれをエネルギーに変えていくことが重要というメッセージを込めて「ちがいを ちからに 変える街。」という未来像を掲げています。この基本構想の中では、渋谷区の特徴の一つでもある産業と観光分野の未来像を「ビジネスの冒険に満ちた街へ。」として、施策の方向性を示しています。渋谷区の産業と観光をさらに活性化していくため、スタートアップ・エコシステムの構築など新たな取組にもチャレンジしていきます。
- 背景
・ポートにモビリティが溢れないための「目的地ポートの予約機能」
LUUPでは、モビリティを返却するポートを先に予約する必要があります。ポートごとにキャパシティが決まっており、どのくらい空きがあるかがアプリからリアルタイムで確認できます。目的地付近のポートに空きがあることを確認し、その場所をアプリから予約してもらう機能を採用しています。これにより、ポートキャパシティを超えてモビリティが置かれてしまう事態を回避しています。
・ポートからモビリティがはみ出ないための「停車後撮影機能」
ライドを終了する際、ご利用者様は、ポートにモビリティを停車している様子の写真を撮影・送信する必要があります。ポート内にモビリティが停車されるようにすることで、他の車両や歩行者の安全を守ることができると考えています。
- 連携協定の内容
本連携協定締結をきっかけに、電動マイクロモビリティの社会実装を促進することで、放置自転車問題、少子高齢化に伴う買い物難民の増加等の社会課題解決を図り、区民生活の向上とより一層のスタートアップ・エコシステム拠点都市としての成長を目指していきます。
- 現在の取り組み内容
・内容:電動キックボードと小型電動アシスト自転車のシェアアプリ
・ご利用可能エリア:LUUPが既に展開している渋谷区、新宿区、品川区、世田谷区、港区、目黒区の全域
・ご利用料金:110円/初乗り10分、16.5円/分(税込)※実証実験特別価格
・ポート数:LUUPの都内約300箇所にあるポートのうち、約200ポートで電動キックボードの乗り降りが可能です。ポート数は順次増やしていく予定です。
・電動キックボードの台数:100台から開始します。順次台数を増やしていく予定です。
・電動キックボードの最高速度:15km/hに制限
・ご利用条件:アプリから1.運転免許証登録と2.走行ルールの確認テストの満点合格が電動キックボードのご利用条件となります。小型電動アシスト自転車のみのご利用の場合、これらの対応は不要です。
・保険:対物賠償、対人賠償、ご自身のお怪我が保険の対象です。
・備考:車両の走行が著しく多い道路については、安全性を鑑み自主的に走行禁止道路としています。走行禁止道路はアプリ上のマップで表示し、利用者に迂回を促します。
【株式会社Luupについて】
・所在地:東京都渋谷区東1-8-4 INO SHIBUYA 1-2F
・取引先金融機関:三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行
・代表者:岡井大輝
・創業:2018年7月
・URL:https://luup.sc/
・アプリダウンロードURL:https://luup.onelink.me/Myjb/cfcdb04a
● 株式会社Luup代表取締役社長兼CEO 岡井大輝 プロフィール
配信元企業:株式会社Luup
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