杉村太蔵(写真提供:JP News)

24日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、杉村太蔵が「良いリーダーの条件」について持論を展開した。


■日本には本物のリーダーがいない?

番組では「日本には本物のリーダーがいない」という話題を紹介。

専門家の話として、「日本人は中身がないのに自信のある人にだまされやすい」「過剰な自信や傲慢さがカリスマ性や魅力と誤解され、自己中心的で自信過剰なナルシストがリーダーに選ばれやすいというビジネス心理学の研究もある」と取り上げる。

さらに「日本では自己顕示欲の強い権力志向の無能なリーダーが輩出されやすい印象がある」「良識や共感力のある人たちにかぎって、答えを知っていても手を上げないという日本型の教育に原因がある」と分析していることが紹介された。


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■良いリーダーの共通点を語る

杉村は「私なんか、中身がなくて自身がある人の典型。私のことを誰か信じていますか? 日本人はそこまで馬鹿じゃない」と専門家の分析を疑問視する。

そして自らの経験談として、「日本のリーダーって、言葉よりも人柄とかでついてこさせる人が多いかなって気がして。いろんな方にお仕えしてきましたけどね、『すてきなリーダーだな』と思う人には、ある特徴があってね、皆さん全員例外なく、つねに機嫌がいい」と話した。

■歴代首相の名前を口に

さらに杉村は「これは本当に大事なことで、『部長今、機嫌が良いかな? 悪いかな』ってこういうのは、絶対ダメですね。だから変な話、安倍(晋三)さんとか、小泉(純一郎)さんはね、いつ行ったって『おおよく来たな』と(迎える)」と語る。

続けて、「だから人が集まる。情報も集まる。だから機嫌がいいっていうのは、1つの条件だな」と熱弁を振るう。この話を聞いていた遠野なぎこは「菅(義偉)さんなんか、絶対にそんなことなさそう」とコメント。

困ったような顔をした杉村は「菅さんは、たまに機嫌が悪いかな…。とくに今は機嫌が悪いんじゃないかな」と叫んだ。


■視聴者は「一理ある」

機嫌のよさは、「話しやすさ」につながる。いつも怒っているリーダーとは、話したくないもの。当然会話が生まれることで、さまざまな情報が入ってくる。それだけに杉村の持論を、「一理ある」と感じた人が多かった。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

杉村太蔵、歴代首相を挙げ「良いリーダーの条件」を熱弁 納得の声も