今回紹介するのは、じょうきちさん投稿の『【バーチャルベーゴマ】最強多角形決定トーナメント』という動画です。


 質量や速度、摩擦といった様々な要素を考慮しながら、物体の動き全体を演算する『物理シミュレーション』。この『物理シミュレーション』を使って、とある疑問を解決しようとした人物が現れました。

 投稿者のじょうきちさんが「どの多角形のベーゴマが最強のベーゴマなのか」という疑問の元、『最強多角形ベーゴマ決勝戦』を物理シミュレーションを使って開催しました。

 今回は、3角形から10角形の計8個のベーゴマが出場します。1角形と2角形は平面にならないため除外されています。11角形以上も円に近づくだけで差がないと予想されるため除外。

 各ベーゴマの大きさは、回転した際の当たり判定の直径が等しくなる等に作成されているとのことです。

 厳正なる抽選の結果、トーナメント表は上記のような形になりました。

 1回戦は「6角形」VS「9角形」。じょうきちさん曰く、

 この対戦は好カードらしく「6角形は、蜂の巣や亀の甲羅など自然界に選ばれた最強図形。まさに紙が作った芸術と言えるでしょう。対する9角形は、人類の英知たる『数字』界最強の数字。神VS人、最強対決。これはもう事実上の決勝戦と言ってもいいでしょう。

 と解説しています。

 では、さっそく対戦に映ります。果たしてどうなるか……。

 9角形に激突した6角形は、一瞬にしてリングアウト。勝者は9角形になりました。

 続いて、2回戦は「7角形」VS「8角形」。こちらも一瞬で勝負がついてしまうのでしょうか。

 先ほどの戦いとは打って変わって、安定した立ち上がりです。

 前評判では、円に近い10角形から順に強いのではないかと予想されており、角の多さが安定性を生むと予想されます。

 しかし、結果は前評判とは違い、7角形の勝利となりました。

 続いて、3回戦は「3角形」VS「10角形」。
 角が最大と最小の戦いになりましたが、最後まで回り続けていたのは10角形でした。攻撃力は3角形の方が高ったように見えましたが、持久力では10角形に軍配が上がったようです。

 その後、4回戦は5角形が勝利しました。これでベスト4が出揃いました。

 次の準決勝では、9角形と10角形が勝ち上がりました。

 長く苦しい戦いの末、ついに決勝戦まできました。はたして、どちらに勝利の女神がほほ笑むのでしょうか。

 開戦早々、二つが激しくぶつかり、9角形は壁にはじかれ大きくバウンド。しかし、バウンドを利用して中央に陣取った9角形。そのまま粘り勝ちで、9角形の勝利となりました。

 今回のトーナメントの結果は、9角形が優勝という形になりました。
 これらの結果を見ると、角が多い方が強い傾向があるようにも見えます。

 そんな『最強多角形ベーゴマ決勝戦』を最初から見たい方は、ぜひ動画をご視聴ください。


▼動画はこちらから視聴できます▼

【バーチャルベーゴマ】最強多角形決定トーナメント

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