ナポリの監督を退任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、クラブへの感謝を語った。クラブ公式サイトが伝えている。

ガットゥーゾ監督は、2019年12月にナポリ指揮官に就任。崩壊しつつあったチームを立て直すと、コッパ・イタリア決勝でユベントスを下し、チームを6年ぶり6回目の優勝に導いた。今シーズンは最後までセリエAでトップ4争いに参加していたが、23日に行われた最終節で勝ち切れず、土壇場で5位に転落。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したことで退任決定となった。

既に来季からフィオレンティーナ指揮官就任が決定しているガットゥーゾ監督は、ナポリの公式サイトを通じてメッセージ。クラブに関わるすべての人たちへの感謝を述べている。

ナポリでの指揮は素晴らしいものだった。濃密で貴重な1年半の経験は、私の心の中にずっと残るだろう。この機会を与えてくれた選手、クラブスタッフ、全従業員、そしてデ・ラウレンティス会長に感謝したい」

「(新型コロナウイルスによる)パンデミックの影響で、ディエゴ・マラドーナの名を冠したスタジアムの独特の雰囲気からは遠ざかっていた。それでも、私は家族と仲良く暮らせる壮大な都市や、並外れたファンに出会うことができた」

コッパ・イタリアで優勝したときやその他の多くの場面で、ナポリの人たちのチームに対する独特の愛情を強く感じられた。私はこの愛情に応えようと、スタッフと一緒に日々精進し、プロ意識を持って仕事をしてきたと思う。今、我々は別れを告げることになるが、このエキサイティングな月日は決して忘れない」

ナポリと、ナポリにかかわる人たちのさらなる成功を願っている」

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