MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは、オーストリア指揮官オリヴァー・グラスナー氏が来シーズンから新監督に就任することが決まった。26日、クラブ公式サイトで発表した。

 グラスナー新監督とフランクフルトは、2024年6月30日までの契約を結ぶ。なお、2018年夏からフランクフルトを率いていたアディ・ヒュッター現監督は、来シーズンからボルシアMGの新監督に就任することが決定している。

 グラスナー氏は20132014シーズンにザルツブルクアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタートさせ、同国のリートで監督初挑戦。2015年から2019年にかけて率いたLASKでは、クラブを初のヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得やここ半世紀における最高順位となる2位フィニッシュに導いた。

 グラスナー氏は2019年夏からヴォルフスブルクの監督に就任し、初年度の19-20シーズンはブンデスリーガで7位フィニッシュ。今シーズンはクラブを4位に導き、6シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ出場権をもたらした。

 フランクフルトは今季、ヴォルフスブルクドルトムントとCL出場権を争ったものの、ヒュッター監督の“移籍”発表後に失速。最終的にはCL出場権を逃し、来季はELに出場する。

グラスナー氏がフランクフルトの新監督に就任 [写真]=Getty Images