先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「炭素循環(カーボンリサイクル)技術」と題するセミナーを、 講師に室井 高城 氏  アイシーラボ代表)をお迎えし、2021年6月16日(水)10:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:49,500円(税込)、 弊社メルマガ会員:44,000円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
 https://cmcre.com/archives/78406/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
2050年カーボンニュートラルに向かって世界は大きく動き始めました。欧州はグリーンディールを実行し始め水素戦略を前面に掲げています。日本は遅ればせながら2050年カーボンゼロを宣言しました。日本はCCSを前提としたCO2削減は困難であるので炭素循環がカーボンニュートラルの唯一の方法と考えられます。そのためには太陽光や風力などを用いた再生可能電力からのCO2フリーの水素の製造とCO2フリー水素を用いた燃料と化学品の製造技術を確立しなければなりません。資源的に制限の有るバイオマスは有効に利用されなければなりません。また,国内で焼却処分されている廃プラや都市ゴミは国内で得られる貴重な炭素資源であるので、これらを用いてプラスチックのリサイクルと化学品原料とする必要があります。更に、余剰電力からの水素製造利用技術が当面の技術開発の課題です。先行する欧米のカーボンニュートラル技術を知り、日本が2050年までに開発しなければならない技術を模索します。開発のカギは触媒にあると言っても言い過ぎではありません。

【講師から】
欧州では、総力を挙げたグリーンディールが施行され始め、2050年に向かって新たな水素社会の構築を目指し始めた。多くのCO2フリーのグリーン水素を用いたプロジェクトが動き始めた。2050年までにCO2ゼロ社会にするためはCO2と再生可能水素を用いたエネルギー,化学品の製造は必須である。バイオマスが豊富にない日本でも都市ゴミを再生可能資源として使える。国内の余剰電力や再生可能電力による国産の燃料や化学品の製造は夢ではない。炭素循環に基づいた日本におけるビジネスの可能性を探したい。

1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:炭素循環(カーボンリサイクル)技術
~ 触媒からみる CO2利用、水素製造、バイオマス・廃プラの利用技術 ~
開催日時:2021年6月16日(水)10:30~16:30
参 加 費:49,500円(税込) ※ 資料付
  * メルマガ登録者は 44,000円(税込)
  * アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:室井 高城 氏  アイシーラボ代表

【セミナーで得られる知識】
二酸化炭素排出削減、利用の取り組みの最新動向
・Power to Gas, Power to Liquidの実際
・天然ガス/メタン利用の最新動向
・再生可能エネルギーを用いたエネルギー, 化学品製造技術
・水素社会関連技術の最新動向

※本セミナーは、当日ビデオ会議ツールZoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/78406/
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。


3)セミナープログラムの紹介
I. CO2削減対策
 1. CO2排出の現状
 2. 欧州のCO2対策動向(グリーンディール対策)
 3. 日本の2050年カーボンニュートラル対策
 4. CO2の回収・捕集と貯留
 5. 水素の製造と利用
  1)グリーン水素,ターコイズ水素,ブルー水素
  2)燃料電池
  3)人工光合成
  4)水素プロジェクト
 6. バイオマス利用によるCO2削減
  1) バイオ燃料、バイオプラスチック
 7. プラスチックのケミカルリサイクルと都市ごみ利用によるCO2の削減
II. CO2の利用技術
 1. 合成ガスの製造(ドライリフォーミング,CO2の還元)
 2. CO2から燃料の合成(メタン,メタノール,LPG,e-fuel,)
 3. CO2から化学品の合成(DME,エタノール,ブタジエン,etc.)
 4. CO2からポリマーの合成
 5. 電解及び光触媒によるCO2利用

4)講師紹介
【講師略歴】
1968年 福島高専工業化学科卒業後、住友金属鉱山(株) 入社、1969年 日本エンゲルハルド(株)(旧エヌ・イーケムキャット(株)) 2003年 執行役員、2006年 触媒学会副会長 2008年 アイシーラボ設立、BASFジャパン 主席顧問 2009年 日本ガス合成 執行役員 2014年 NEDO 技術戦略研究センター環境・化学ユニット、客員フェロー
[表 彰]
2005年 触媒学会功 績賞
[著 書]
2003年 「工業貴金属触媒」JITE 社
2008年 「工業触媒の劣化対策と再生、活用ノウハウ」 S&T社
2013年 「工業触媒の最新動向」CMC出版
2013年 「シェールガスオイル革命の石油化学への影響」S&T出版
2014年 「シェールガス革命 “第二の衝撃”」 日刊工業新聞
2017年 「触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略」シーエムシー・リサーチ
2019年 「触媒からみる二酸化炭素削減対策 2019」シーエムシー・リサーチ
2020年 「触媒からみる二酸化炭素削減対策 2020」シーエムシー・リサーチ
2021年 「触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術 2021」シーエムシー・リサーチ

5)セミナー対象者や特典について
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツールZoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

【セミナー対象者】
・地球温暖化対策に関心のある研究者・技術者、技術企画、経営企画部門の方
二酸化炭素メタン、水素のいずれかまたはすべてに興味のある研究者・技術者、技術企画、経営企画部門の方

☆詳細とお申し込みはこちらから↓
 https://cmcre.com/archives/78406/

6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇 マイクロ波加熱のすべてが分かる速習セミナー
  開催日時:2021年6月3日(木)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/78140/

〇 プラスチック・ゴム・粘/接着製品の劣化メカニズムと寿命予測・劣化加速条件の設定手法
  開催日時:2021年6月3日(木)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/76046/

〇 スパースモデリングマテリアルズインフォマティクスへの活用(Python ハンズオンあり)
  開催日時:2021年6月3日(木)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/76808/

〇 ホログラム技術とヘッドアップディスプレイへの応用
  開催日時:2021年6月4日(金)13:30~17:30
  https://cmcre.com/archives/76074/

〇 塗布乾燥膜の基礎メカニズムと濡れ・付着・密着トラブル対策
  開催日時:2021年6月4日(金)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/74389/

〇 光無線給電技術の基礎から
  開催日時:2021年6月7日(月)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/67334/

〇 実務のための統計学入門
  開催日時:2021年6月7日(月)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/67749/

〇 エポキシ樹脂とその硬化メカニズムの基礎
  開催日時:2021年6月7日(月)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/78231/

〇 生分解性プラスチック入門講座 ~ 生分解性プラスチックの基礎から最新技術・製品動向まで ~
  開催日時:2021年6月8日(火)10:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/78350/

〇 ラジカル重合の基礎と反応解析、注意点
  開催日時:2021年6月8日(火)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/76804/

〇 界面活性剤・乳化・エマルションの基礎と乳化剤フリーエマルション
  開催日時:2021年6月8日(火)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/68522/

〇 リビング重合の基礎と応用:高分子の精密合成から構造制御材料へ
  開催日時:2021年6月9日(水)13:30~16:30
  https://cmcre.com/archives/72101/

☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
 https://cmcre.com/archives/category/seminar/semi_cmcr_f/

7)関連書籍のご案内
(1) 触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術 2021
 Strategy of Carbon Recycle on Catalysts 2021
  https://cmcre.com/archives/78988/
 ・二酸化炭素削減技術と二酸化炭素利用技術の2部構成! グリーン水素戦略など水素の製造と利用も詳説!

(2) 廃プラスチック問題の現状および解決のための最新技術と展望
  ~ 循環経済(Circular Economy)に向けて ~
  https://cmcre.com/archives/57629/
 ・プラスチックリサイクルの全容およびマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、 エネルギー回収の技術 体系を各分野の専門家が詳説!

(3) 触媒からみる二酸化炭素削減対策2020
 ~ 動き始めた二酸化炭素利用 ~
 https://cmcre.com/archives/57523/
 ・ご好評の2019年1月発行「触媒からみる二酸化炭素削減対策 2019」を全面見直し、情報更新・大幅加筆!

(4) 日本の機能性包材とグローバルブランドの環境対応包材の動向
 ~ 二酸化炭素排出抑制か、内容物ロス低減・賞味期限延長か ~
 https://cmcre.com/archives/56787/
 ・ 日本と世界のグローバルブランドの「地球環境保護に対するスタンス」、
 「環境対応パッケージについての考え方と指針」を分析!


☆発行書籍の一覧はこちらから↓
 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上

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