歌手ジェジュンの半生を追うドキュメンタリー映画『ジェジュン:オン・ザ・ロード』より、ジェジュンが運転しながら思い出の地を巡る姿などを収めた本編映像と新たな場面写真が解禁。併せて、本作にも登場するチャン・グンソクのコメントも到着した。

【動画】ゆかりのある場所を巡るジェジュン 『ジェジュン:オン・ザ・ロード』本編映像

 2004年のデビュー後、母国の韓国のみならず日本でも圧倒的な人気を集め、歌手・俳優として活躍を続けるジェジュン。本作は、そんな彼の真髄と夢のルーツを探す旅を切り取ったドキュメンタリー映画。

 『私の頭の中の消しゴム』『サヨナライツカ』など人気作を手掛けたイ・ジェハンが監督を務め、ドラマ『梨泰院クラス』のパク・ソンイルが音楽を担当。ジェジュンがステージで見せるアーティストの顔ではなく、まっさらな1人の青年として自己と向き合い、自分のこれまで生きてきた人生をたどりながら、自分自身を探っていく姿が描かれる。

 本編映像は、ジェジュンが運転しながら自身にとってゆかりのある場所を巡る姿を収めたもの。100年ほど前に建てられたという鉄橋を渡る時は「車でここを渡るのは初めてですね。こんなにきれいだったのか。絶景だ」と車窓の風景に笑顔を浮かべ「不思議だな。子どもの頃は想像もできませんでした。車で渡るなんて」と感慨深く語る。

 続いて車は広い草原で停車。車を降りたジェジュンは嬉しそうに歩き「いいでしょう。風が気持ちいい。映画のワンシーンみたい。もっと強い風が吹かないかな」と語り、さらに進んでいく。車内でジェジュンが語る場面では、まるで観る側が助手席に座っているかのような感覚を味わえる、ジェジュンを身近に感じることができる映像となっている。

 ジェジュンの子供時代の友達や恩師、スタッフへのインタビューも収録されている本作。今回、親友であるチャン・グンソクジェジュンについて語るインタビュー映像が収録されていることも新たに発表された。チャン・グンソクジェジュンの後輩にあたるが、プライベートでも親交があり兄弟のような関係だという。

 チャン・グンソクは、今回の出演について「ジェジュンさんの記念すべき初めてのドキュメンタリー映画ということで、親しい友人として、僕が少しでも役に立てたらと思いオファーをお受けしました」とコメント。インタビューでは、互いに芸能界でトップを走る二人だからこそ共感しあえる深層の部分が語られるほか、ジェジュンとの親しい友情がうかがえるアドバイスも送っている。

 監督を務めたイ・ジェハンは「彼の世の中に対する洞察と理解を知り、“キム・ジェジュン”という人間を発見したかった」と本作の狙いを語り、「ジェジュンはとても立体的で面白く、ミステリアスなキャラクター。撮影は、とても楽しく面白かった。映像で話をするという観点から考えると、ドキュメンタリーでも長編映画でも大差はないと思っているが、彼はまごうことなき“主人公”だった」と撮影を振り返っている。

 ドキュメンタリー映画『ジェジュン:オン・ザ・ロード』は7月2日より全国公開。

映画『ジェジュン:オン・ザ・ロード』ポスタービジュアル (C)STORY WORKS