30日、日本代表MF橋本拳人(ロストフ)がオンラインでの取材に応じた。

 28日に行われたW杯アジア2次予選ミャンマー戦に、橋本は69分から途中出場し4-1-4-1システムのアンカーを務めた。その試合での森保一監督の指示について問われた橋本は「バランスを見てほしいと言われ、ボールを奪取も闇雲に行くのではなく、周りを動かしながらスペースを埋めながら奪いにいくというのを、守備の面では意識してやりました」と言及。攻撃面についての指示を問われると「システムによってどうこうっていうのは、そこまで細かく話してないかなと思います。やっぱり4-1-4-1になったら1枚前に人数を増やしたいと思うので、インサイドハーフ2枚で前を向いてどれだけチャンスを作るかっていうところを、チームとして意識しているのかなと思いました。だから僕はその2枚に良いかたちでボールを預けるというところを意識してプレーしました」と口にした。

 現在の代表メンバーには、DF室屋成やMF久保建英というFC東京時代にともにプレーした選手も招集されている。彼らの変化について問われた橋本は「プレー面で言えばギラギラしていると感じますし、すごく刺激をもらっています。それぞれの場所でどんなことを意識してプレーしているかも話しますし、特に成なんかは同じタイミングで海外へ行ったので、東京との違いなんかを話したりしますね」とコメント。そのFC東京との違いを問われると「環境から言葉、サッカーの違いも大きくあるので、それにどう適応していくかを常に考えてやっています」と語った。

 ミャンマー戦で先発起用された自身と同ポジションのMF遠藤航とMF守田英正の印象については「2人とも良い選手で良いバランスでプレーできているので、僕も自分が入った時のイメージして見てますし、誰と組んでも自分の良さを出しつつ相手の良さも引き出せるようなプレーをしていきたいと思います」とコメント。

 そして橋本は「ここでプレーさせてもらうことを光栄に思いますし、ポジションを奪いたい、自分のプレーを最大限発揮したいという気持ちは強くなっています」「日々の練習でしっかりアピールしたいと思っています」と次戦以降への意気込みを示している。

ミャンマー戦に出場した橋本 [写真]=Getty Images