昨日「オリジナルグッズをネット販売していたら運営に通報された」といった内容が筆者のTwitterに流れてきました。

「なんて世知辛い……。」と、気の毒に思いみてみると……。
通報された商品は、会社員のじょいともさん(@joytomo)という方が制作した「抱き枕カバー」。

【画像付きの元記事はこちら】


写真のとおり「抱き枕カバー」にはじょいともさんの全身がおさめられた自撮りショットがプリントされています。インパクト大です。
そして、通報理由は「【金額が不正】気分を害する。」。金額はさておき、うーん。気分を害する……。なんとなく意味はわかります。

ちなみにこの方有名人でもなんでもありません。ごく普通のサラリーマン。
通報された商品以外にも、自分の顔をプリントしたTシャツや写真集なども販売しています。……何故。

とても気になったので、直接本人に聞いてみました。すると「自撮りグッズは業者の選定などと、僕自身の制作経験を得るための実験のために作ってます」という至って真面目な回答。

今回通報された商品もあくまで勉強用のため採算度外視し、販売価格は4000円のところ原価単価4950円と大赤字なんだとか。

しかも「記事にすることでイタズラ購入など大丈夫ですか?」というこちらからの質問については「もともと儲けるよりも作って誰かの部屋に置いてもらうことが目的だったので、そこはあまり問題ないです」という太っ腹回答。

なお、これらのじょいともさん自撮りグッズ。売れ行きについても質問してみると「おもしろがってくれる割には誰も買ってくれません」とのこと。
そのため、同人誌即売会などにも時々参加しているようですが、買ってくれる人が現れた時には感動して値引きしてしまうこともあるそうですよ。見かけた方はぜひ。

参考・画像提供:
joytomo shop
joytomo.com
じょいともさんTwitter(@joytomo

「抱き枕カバー」企画・販売したら「気分を害する」として通報された事例