主演映画『胸が鳴るのは君のせい』公開直前イベント『“胸が鳴る”7番チャレンジ!』に出席した浮所飛貴

 浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)が31日、都内で、主演映画『胸が鳴るのは君のせい』(高橋洋人監督、6月4日公開)公開直前イベント『“胸が鳴る”7番チャレンジ!』に出席。非常事態宣言下の無観客イベントとなったが、ファンへのプレゼントを賭けて七番勝負に挑んだ。作品にまつわる川柳を披露する場面では全日本川柳協会副理事長から高評価を得るなど、その多才ぶりを発揮した。

 『胸が鳴るのは君のせい』は、累計発行部数250万部を突破する漫画家・紺野りさ氏の同タイトル漫画(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)を実写化した青春ラブストーリー。主人公の有馬隼人をフジテレビ系バラエティー番組『VS魂』でレギュラーを務めるなど、注目度の高い浮所が演じる。なお、浮所は今作が映画初主演。有馬のクラスメイト、篠原つかさを女優の白石聖が演じる。

 公開まで4日を前に浮所は「とてもキュンキュンする映画だと思います。どんな世代も楽しめる作品になっていると思うのでたくさんの方に観て欲しい」と語る。イベントでは映画のミラーやステッカーを浮所のクイズなど七つのチャレンジの結果によってプレゼント。今回はひとりでの登壇で、普段はグループで活動する浮所は「仲間がいないのは寂しいですけど、浮所なりに頑張ります。一人でも多くの方に受け取って頂きたいので」と意気込んだ。

 作品にまつわるクイズには三問全問正解。劇中で篠原が食べていた、かき氷シロップの味のクイズに「ブルーハワイ」で正解した浮所は「浴衣が白で絶対にこぼせないので、緊張して手が震えていました。懐かしいなあ」と撮影を振り返った。

浮所飛貴

 普段、映画を「大体真ん中の前の方で観ている」という浮所。一番“胸が鳴る”席を会場で選ぶという「ホール貸し切り座席調査」では、「一番前で“キュンキュン”シーンを間近に観るのがお勧めです」と最前列の真ん中左手席を選んだ。

 舞台中央に設置したボタンを押して、10秒カウントを当てる「ジャストを狙え!10秒ピッタリチャレンジ!」では、今作の美 少年が歌う主題歌「虹の中で」のAメロが大体10秒であると歌いながらチャレンジ。10秒02でストップするという時間感覚の高さを証明した。

浮所飛貴

 胸の鳴る本作にまつわる川柳を公開する「ドキドキ!胸キュン川柳!」の場面では、こだわって創作したという自作の川柳を披露。「ひめた恋 だいすきだよと かねが鳴る」と頭文字が「ひ・だ・か」と自身の名前と掛ける「折句」と呼ばれる技法で一句。全日本川柳協会副理事長の江畑哲男氏が「折句として大変よくできました。最後の下五(かねが鳴る)が素晴らしい」と高評価。浮所も「川柳、自信あります」と胸を張った。

 最後には「ドキドキが止まらない!“胸鳴り”心拍数チャレンジ!」で20秒間の反復横跳びに挑戦。心拍数の幅が大きくなるほど、プレゼントの数が多くなるこのチャレンジではジャケットを脱いで激しく動き回った。平常時89の心拍数から126まで上げて、このチャレンジだけで37人にプレゼントを届けた。

 浮所は「この映画で主演を任せて頂けて、本当に嬉しいです。片思いをしている人の後押しをできる作品になっていると思いますし、女性の皆さんにはつかさ目線で見て頂ければ共感できる素敵な映画になっていると思います。癒される、胸がキュンキュンする作品だと思います、よろしくお願いします」と呼びかけた。【取材・撮影=松尾模糊】