デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区グループCEO:永田高士、以下 デロイト トーマツ)は、ドメスティック/ファミリーバイオレンス(以下DFV)が社会で増加する中で、社員・職員の被害に対して、各種サポートを整備することで、仕事を続けながら生活の再起をはかることを支援していきます。

COVID-19を背景に、収入減少などの経済的不安や在宅勤務体制による家族・家庭のあり方の変化、在宅時間の多さからくるストレス等さまざまな要因によりDFV被害は増加傾向にあり、2020年4月から2021年3月のDFV相談件数は全国19万0,030件と前年比で約1.6倍となりました。(内閣府調べ)

身体的・精神的・性的などあらゆる形で現れるDFVは人間としての尊厳を否定し、被害者を支配することにつながり、仕事や家庭、ひいては人生そのものにも大きな影響を及ぼします。

デロイト トーマツでは、被害に遭った社員・職員が支配から解放されて安全で安心できる生活環境を確保するためには、仕事を続けながら生活の再起をはかることが重要であると考えています。職場による支援が有効であり、未婚・同性婚・親子等の関係間にて発生したあらゆるDFVに関する社員・職員へ、以下のサポートを開始いたします。
  • 民間のDFV被害者支援団体と提携したワンストップ支援サービスの導入ならびにサポート費用の負担
  • DFV被害を含む犯罪被害回復のための特別休暇の付与
  • 社内における理解促進のために上記内容を含むDFVサポートハンドブックの製作

デロイト トーマツは自らが目指す社会像として、「Well-being社会」を掲げています。「Well-being社会」は、私たち一人ひとりを起点とする個人のレベル(Personal/パーソナル)、私たちが属する地域コミュニティの集合体である社会のレベル(Societal/ソシエタル)、そして、それらすべての基盤である地球環境のレベル(Planetary/プラネタリ―)の3つのレベルで構成されます。今回の取り組みは、社内のメンバーが困難に遭遇しも心身の健康の維持を図り、自身のPersonal Well-beingを確保し得る環境を整えることを目的に実施しています。

デロイト トーマツ グループのダイバーシティ&インクルージョンに関する取り組み
デロイト トーマツ グループでは、Diversity & Inclusionを重要経営戦略の一つとして位置付け、激変する社会環境に柔軟に対応し、クライアント・社会に貢献し続けるための鍵と捉えています。私たちはジェンダー、国籍・カルチャー、 LGBT+、障がい等の個人の「違い」を「強み」にできる環境を揺るぎないものとするためにDiversity & Inclusionを推進しています。

配信元企業:デロイト トーマツ グループ

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