中国のポータルサイト・新浪に5月31日、「あなたが持っている日本の知識は、間違っているかもしれない」とし、中国人が知らない日本の「事実」について紹介する記事が掲載された。

 記事はまず、日本の首都について言及。日本の首都はどこかと聞かれれば多くの人が迷うことなく「東京」と答えるだろうとした上で「残念ながらそれは誤りだ」と指摘し、日本政府は法律によって首都を定めていないため、厳密に言えば日本に首都は存在しないことになるのだと説明した。
 
 次に、中国のネット上でしばしば「日本ならではの仕事」として紹介されてきた、通勤ラッシュ時のホームで乗客を車内に押し込む「押し屋」を取り上げ、彼らの最大の目的は乗れない乗客を助けることではなく、あくまでドアを閉めて発車できるようにすることなのだと伝えている。
 
 さらに、現金主義が根強い日本では今なおコインが当たり前のように使われており、しかも、今やほとんど何も買うことができない1円玉も現役で大量に出回っていると紹介。1円単位でお釣りが出る以上普段の経済活動に不可欠な存在であるものの、その製造コストは2円ないしは3円であり、作れば作るほど赤字が出てしまう残念なコインなのだと伝えた。

 記事はこのほか、戒律が厳しいイメージのある仏教の僧侶について、日本では結婚して子どもを設けることができ、高収入であることから僧侶に嫁ぎたいと考える女性も少なからず存在すると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本に関する、驚きの「事実」=中国メディア