清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。百音(清原)が初めて故郷の宮城・気仙沼に帰省する第3週(5月31日[月]~6月4日[金])では、百音の同級生・早坂悠人(はやさか・ゆうと)を演じる高田彪我が初登場。フォークデュオ「さくらしめじ」のメンバーとして歌手活動も行う高田は、今作が朝ドラ初出演となる。高田は、「朝ドラって朝の顔ですから、出演できるのはとてもうれしいなと思いました」と、素直な思いを語る。

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おかえりモネ」は、宮城・気仙沼に生まれ育ち、登米で青春を送るヒロインの“モネ”こと百音(ももね)が、気象予報の仕事を通じて人々に幸せな未来を届けていく希望の物語。脚本は、「透明なゆりかご」(2018年、NHK総合)でも清原とタッグを組んだ安達奈緒子が担当する。

■高田彪我が思いを明かす!

――朝ドラ初出演ですが、「おかえりモネ」の出演が決まった時の気持ちを教えてください

まさか、自分が小さい頃から見ていた朝ドラに出演できると思わなかったので、電話でマネジャーさんから連絡をもらったときは、思わず「え、嘘でしょ!?」と言ってしまいました。

元々朝ドラは家族で見ていたので、憧れでした。朝ドラって朝の顔ですから、出演できるのはとてもうれしいなと思いました。

■「うわー楽しい!」ってなりました(笑)

――悠人の人物像はどのように考えていますか?

故郷に対する愛が強いという印象で、なんてすてきな役なんだろうって思いました。震災を経験してつらい思い出を抱えながらも、乗り越えようとしていて、より故郷への愛が深い悠人くんを演じられることを誇らしく感じます。

悠人くんの性格は幼なじみの中でもマイペースというか、他の人と時間の流れが違うようなそんな役柄ですね。僕自身も周りの人から宇宙人と呼ばれることがあるんですけど(笑)。そのくらいマイペースというか、視点が違うと言われるので、そこは悠人くんと似ているところかなあと思います。

他の同級生メンバーと時間の流れが違うというところもあってか、みんなをちょっと遠くから見ているような役どころです。同級生それぞれの個性を知っているからこそのせりふがいっぱいあると思いますね。

――中学時代の設定で吹奏楽部の演奏シーンなどありますが、いかがでしたか?

練習しました! 撮影の1、2カ月前からみんなで合わせて練習して、本当に吹奏楽部にいるような

感覚でした。自主練もしましたね。今まで管楽器は全くやったことがなかったので、吹き方も一か

ら教えて頂きました。

ただ、救いだったのは楽譜がちょっとだけ読めるんですよ。あとはちょっとだけ音感があって、聞いた音を覚えるのが得意だったりするので、そういうところは普段音楽活動をやっていて良かったなと思いました。

はじめは、先生と一対一でレッスンをしていたんですけど、そこから1カ月くらい個人で練習しました。初めて合わせた時は、合奏する楽しさというのをすごく感じましたね。

ゆず祭りのシーンはお客さんがいたんですけど、いつも「さくらしめじ」で演奏している時のように、お客さんがいると燃えるというか、「うわー楽しい!」ってなりました(笑)。

※高田彪我の「高」は正しくははしご「高」

清原果耶“モネ”の同級生・髙田彪我“早坂悠人”が初登場!/(C)NHK