パートナーが仕事で多忙、または単身赴任中。あるいは、そばにいるけど非協力的……そんなときに、ひとりに子育ての負担が片寄ってしまうのが「ワンオペ育児」です。

ママ友はゼロ!【ぼっち子育て】を選んだママの現実 #2「ひとりを決意!でも…」

特に第1子の場合、何もかもが初めてで、慣れない育児を休みなくひとりでこなすのは精神的にも体力的にも過酷なもの。

共働き家庭であっても、女性に育児の主体が任されがちで、ご近所関係が希薄で周囲のサポートも得にくく、さらに男性の長時間労働が社会問題にもなっている現代日本では、特に妻がワンオペ育児を余儀なくされている家庭が多いのではないでしょうか。

夫の仕事状況や協力体制など、ワンオペの根本的な解決が難しければ、当面はストレスを発散しながら精神衛生を保ってワンオペ育児を乗り切る必要があります。

今回は、そんなワンオペ育児におけるストレス発散法をご紹介します。

ワンオペでなくても、育児は大変なもの。適度にストレス発散、ガス抜きをしていかないと、場合によってはノイローゼになってしまいます。ぜひ、上手にストレス発散をして、パンクしないようにしましょう。

ワンオペ育児」で疲れたら…パンクする前にしたいストレス発散法

1:コンビニスイーツを爆買いする

ダイエットの観点からはあまり毎日はおすすめできませんが、身近にあるものでストレス発散になるものといえば、甘いものを食べることではないでしょうか。

特に、最近のコンビニスイーツはビジュアルも味も洋菓子店もびっくりのクオリティー!人気の有名店に気軽に出かけられなくても、コンビニに行けば本格スイーツが楽しめます。

小さい子どもが家にいてもコンビニなら一緒に行ける気軽さがうれしいですよね。幼稚園や小学校などで子どもがいない時間があれば、その時間にこっそり楽しむのもちょっぴり背徳感があってワクワクします。

好きなスイーツを好きなだけ食べる「スイーツDay」を設けて、それを楽しみに日々の育児を乗り切ってみてはいかがでしょう。

スイーツが好きではない、お酒好きな方なら、昼間からお酒を飲むというのもストレス発散になるかも。もちろんその場合は、その後の家事や育児に支障が出るほどベロベロに酔っぱらわないように、注意してくださいね。

2:プチ旅行をしてみる

子どもがいない時間帯がある程度あるのならば、日帰りでできるちょっとした旅行を決行してみるのも大いにストレス発散になります。

筆者は産後、東京から1時間半ほどで行ける名古屋まで新幹線で行ったときにとてつもない解放感を感じたのを覚えています。

夕方には子どもが帰ってくるので現地滞在時間は3~4時間ほどですが、あえてお金をかけてプチ遠出することで、たった数時間でも日常から脱却でき、母親であることを忘れストレスを解消することができますよ。

今のように旅行が推奨されない時期であれば、徒歩で行けるようなホテルでステイプランを楽しむのもおすすめ。もっとお金をかけないプランとしては、お散歩をしていつもは行ったことのない道に行き、ふだん見ない景色を見るだけでも気分が変わりますよ。

いずれも育児という日常から脱して、非日常を味わうのがポイントです。

3:ひとりカラオケをする

大声を出すのはストレス発散に効果的です。家で大声を出すと近所迷惑になるので、カラオケボックスに行ってひとりカラオケを楽しんでみてはいかがでしょうか。

子どもがまだ小さくて家をあけられない場合は、おうちでカラオケを楽しめる「防音マイク」も販売されているので、利用してみるのも手です。

近所迷惑にならない程度の音量で音楽を流し、声を出して一緒に歌うだけでも多少のストレス発散効果はあると思います。いっそ子どもを巻き込んで歌ったり踊ったりしてみるのもいいですね。

子どもを叱るときの大声ではなく、気持ちよく歌うときの大声は、心がスーッと晴れていくのを感じられるはずですよ。

家ですぐにできるストレス解消法!

4:“宅トレ”をする

新型コロナウイルス感染症の影響でお家で過ごす時間が増えたため、ブームとなっているのが自宅でトレーニングをする“宅トレ”。適度に体を動かすのもストレス発散になります。

育児や家事でも何かと体は動かしますが、自分を鍛えるためだけに体を動かすのはまた別物です。

宅トレのブームで、いまはオンラインレッスンも盛んですし、YouTubeを見れば無料の宅トレ動画もたくさんアップされています。

お気に入りのトレーナーを見つけて、動画を通じて一緒に頑張ることで、ストレス発散にもなり理想の体型も手に入り一石二鳥の結果に。

5分でも10分でもいいので、毎日ちょっとしたスキマ時間にやってみてはいかがでしょうか。

5:泣ける映画を観る

感動系の映画やテレビドラマを観て号泣したあと、なんだか妙にスッキリしていることってありますよね。泣くこともストレス発散になると言われています。

子どもができると特に、家族ものや子どもが頑張る系の作品に対して涙腺がガバガバになっているのを感じませんか?

子ども向けの作品でも、泣けるものは意外にたくさんありますよね。具体的に言うと、筆者は人気の『アナと雪の女王』シリーズや『鬼滅の刃』の劇場版はもちろん、アンパンマンの過去映画『それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ』でもボロ泣きしました。

子どもと一緒に観るもよし、寝かしつけたあとに深夜にひとりで観て感動にじっくりひたるもよし(しっかり泣きたいなら後者がおすすめです!)。ぜひ映画やテレビドラマで“涙活”して、ストレス発散してくださいね。

育児でストレスをため込むと余裕がなくなり、その矛先は子どもに向かってしまいがちです。そして子どもにイライラをぶつけてしまうと自己嫌悪に陥ったり、自分を責めてしまったりするもの。

子どものためにも自分のためにも、上手にストレス発散をして、ゆるゆるとマイペースに子育てを楽しんでいきたいですね。